
でも、知っておいてほしいのが、キャッシングの申し込みをすることと、お金を借りることは別物だということ。契約しても、お金を借りないことはできます。
キャッシングの契約をしておくことにはいろいろなメリットがあります。万が一のとき、生活を守ってくれる“保険”になることもあるのです。
今回は、「契約しておけばよかった・・・」なんてことのないようにケース別に契約だけしておくメリットをご紹介します。
「契約」=「お金を借りる」ではない!
お金を借りる必要がないのに、キャッシングやカードローンを申し込む人はあまりいないと思います。
キャッシング初心者の方は、申し込んで契約したら、そのままお金を借りると考えがちですが、「契約」と「お金を借りる」は分けて考えてましょう。
皆さんもご存知のように、キャッシングの申し込みの流れは次のとおりですね。
↓
2.審査
↓
3.契約
実際にお金を借りるのは、契約の次のステップになります。
ですから、審査が通って契約となっても、お金を借りる手続きをしなければ融資を受けることにはなりません。
いまお金が必要ではなくても、契約を済ませておくことには大きなメリットがあります。
万が一のときや不測の事態が起こったときに、すぐにお金を借りられる備えをしておくと安心です。
Case1:年末年始
年末年始は何かと物入りなとき。もちろん、お金のやりくりを考えている人も多いでしょう。
でも、予想外の出費が多いのが年末年始。忘年会や新年会をはじめ、帰省や旅行で予算オーバーになりがちです。

お金を借りたいと思っても、新規の申し込みの場合、すぐに対応してくれません。そのため、即日融資ができないどころか、数日待たされることになってしまいます。
年末年始の急な物入りに備えるために、いまのうちに契約だけ済ませておくのは賢い方法といえるでしょう。
Case2:銀行ATMのトラブル
一年のうちに何度か発生するのが、銀行ATMのシステム障害。テレビのニュースで、お金を引き出せなくて困っている人を目にしたことがあるのではないでしょうか。
すぐに現金が必要なのに、いつ復旧するのかわからない・・・。
銀行ATMのシステム障害は、たいていその日のうちか、遅くても翌日には解消されます。ですから、キャッシングしたお金も次の日には返済できます。
ちなみに、借りた当日に返済すれば利息はかかりません。ただし、その場合、金融機関の営業時間内に返済するようにしましょう。※ATMで返済する場合、利息のほかにATM利用料がかかる場合があるので注意しましょう。
Case3:キャッシュカードの紛失
意外と多いキャッシュカードの紛失。お財布ごと落としてしまう場合が多いので、持ち金が0円になってしまうこともあります。

このような不測の事態に備えるには、キャッシングのカードを発行しているなら、キャッシュカードやクレジットカードと別のところにしまっておくことです。
また、よくあるのがキャッシュカードの磁気が読み取れなくなってしまうケース。
銀行窓口が休業の土日や年末年始だと、何日もお金を引き出せなくなる可能性もあります。
Case4:転職
冬のボーナスをもらってから転職しようと考えている人もいると思います。転職予定者こそ、不測の事態にいまから備えておきたいもの。
転職したばかりのタイミングでお金を借りようとしても、「勤続年数1ヵ月」だと信用度は低くなってしまいます。審査が通ったとしても、融資の限度額は低めに抑えられると考えたほうがいいでしょう。
いざというとき、数万円が借りられるかどうかでその後の生活が大きく変わることがあります。
キャッシングや銀行カードローンの契約は、いざというときの「保険」のために持っておくと安心です。
レンタルカードを作るだけ作って、借りないのと言えばなんとなくわかっていただけるかと。
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