ヤミ金新時代?

出資法の改正で無登録営業などの罰則が強化されたことに加え、ある裁判の判決内容をもとに「ヤミ金からの借入は、元金も含めて返済しなくてもよい」という認識が広がったことにより、ヤミ金グループは打撃を受けているともいわれています。
以前に比べ、ヤミ金に関する相談は減ったとの声も聞かれますが、だからといって被害が減ったとは限りません。

ここ最近、正規の貸金業者を辞めた人が、会社の顧客名簿を持ち出してヤミ金に手を染めるパターンが増えているといいます。
また、「ヤミ金は儲かる」と考えたあるフリーターの青年が、インターネットなどで入手した名簿を使って利用者を募ったそうです。ひまな時間を使って、まめ に回収に出向いていたそうですが、もちろん法定金利を超える利息を請求していました。ただ、出資法では個人間の貸し借りの上限金利は109.5%となって いるので、これを悪用したものと思われます。この青年、どこにでもいそうなごく普通の青年で、回収の際もすごんだり大声を出したりすることはなかったそう です。

前回のコラムでは「違法な取り立て」についてお届けしましたが、暴力的な取り立てを行うヤミ金とは反対に、物腰の柔らかな応対をするヤミ金も増えていると のこと。3万や5万など少ない金額を高金利で貸し付け、頻繁に回収を行って確実に返済してもらえば、ヤミ金にとって十分な利益になるのです。
また、借りるほうも「このくらいの金額なら」とつい手を出してしまう落とし穴になっています。いくら応対がていねいでも、ヤミ金であることには変わりありません。例え生活が苦しくても、一度手を出すと今よりも苦しい状況になってしまいますよ。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2009年5月22日
 
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