NPOバンクとは?

法改正により「借りたくても借りられない人」が増えていることは、このコラムでも何度もお伝えしてきました。
こうした人たちがヤミ金に流れるのを防ぐために、政府は日本版グラミン銀行(第35回コラム「■グラミン銀行に学べ?」参照)の導入などを検討していますが、なかなかスムーズにはいかないようです。
そんななか、最近注目されて いる新しい形態のひとつに、NPOバンクが挙げられます。

NPOバンクとは、地域社会や福祉、環境保全などの活動を行っているNPOや市民団体、個人に融資を行うための小規模の非営利バンクのことで、市民バンクとも呼ばれています。
そのシステムは、活動主旨に賛同する人たちが組合員となり、1口数万円の出資を行います。
それをもとに、低い利率で融資するわけです。
ただし融資先は、目的や活動内容などを慎重に審査して決められます。
また、融資先を公開しているNPOバンクも多くあります。
NPOバンクの設立が活発になったのは90年代のことで、有名アーティストの参加により広く知られるようになりました。
出資者にとっては元本の保証がない などのリスクはありますが、自分のお金を自分が賛同する活動に運用できるのが大きな魅力となっているようです。

まだまだ課題も山積みのNPOバンクですが、大きな可能性を秘めているといえるでしょう。
市民レベルで助け合う活動は、新しい金融システムの模範となりそうです。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2009年4月10日
 
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