ソーシャルでも借りられない?

第66回のコラムで「融資もソーシャルの時代?」と題して、個人間でのお金の貸し借りが進んでいるという話題をお届けしました。もともとは海外で活発だった動きですが、日本でもついにスタートしたようです。

その仕組みは、インターネットを通じて見知らぬ同士がお金を貸し借りするというもの。ただそれだと貸し手側のリスクが高いので、仲介業者が入ります。ですから、個人間とはいっても必要な手続きはしっかり踏まえなければなりません。

お金を借りる条件としては、20歳以上60歳未満であること、年収が300万円以上であることなどがあり、さらに源泉徴収票や保険証のコピーなども求められます。貸す側としては、自分のお金を貸すわけですから、しっかりとリスク管理したいのは当然のことですよね。

しかし、万が一返済が滞った場合はどうなるのでしょう?
まずはメールや郵便で催促し、90日たったら債権回収会社に売却するとのことです。その場合、貸し手に戻ってくるのは元金の5~10%になるそうです。
一見ハードルが低そうに感じるこのソーシャルレンディングですが、金融危機が深刻な現在、失業率の増加やワーキングプアの問題がクローズアップされていま す。そのような背景で、年収300万以上でないと借りられないというシステムは「借りたくても借りられない人」の救済には結びつかないような気がします。

金融業界は、大きな流れのなかにあります。今後、どのようなビジネスやサービスが出現するのか注目していきたいですね。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2009年2月27日
 
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