顧客が破産を迫る!?

8月8日、非常に興味深いニュースが報道されました。 毎日新聞によると、群馬県の消費者金融U社に対し、利用者の39人がU社の破産を裁判所に申し立てる方針を固めたとのことです。 その理由は、U社から利息制限法を超える金利で融資を受けたにもかかわらず、過払い金が返還される見込みが薄いと判断したためです。破産手続きによって、 U社の資産流出を防ぎ、資産配分を優先するための申し立てとのことです。 U社は県内最大手でしたが、過払い金の返還請求が相次いだことで、経営状態が悪化。4月下旬に一時業務を停止したそうです。U社によると、8月4日の段階で、返還期限を過ぎた過払い金はおよそ2500万円。さらに、和解が成立した分だけでおよそ2000万円の返還が滞る見込みとのことです。 利用者は「このままだと、過払い金を返してもらえない!」と思ったのでしょう。破産を申し立てる利用者は、以前に過払い金返還訴訟を起こし和解が成立した人や、訴訟を起こせば返還を受けられる見込みがある人で、過払い金の合計はおよそ1860万円となっています。 このように消費者金融の利用者が業者の破産を申し立てるのは、全国初のことと見られています。 ひと昔であれば、業者の厳しい取り立てによって、利用者が破産宣告するという流れが多かったのですが、今回のニュースはまったく逆のパターンです。 めまぐるしく変化しつづける金融業界、今後どうなっていくのか目が離せませんね。   ※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2008年12月5日
 
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