サブプライムローンについて

最近、ニュースでよく耳にする言葉「サブプライムローン」。アメリカの株価大暴落を発端に、世界的にも株価が急落した原因として、大きく取り上げられています。そこで、今回はキャッシングからはちょっと離れて、アメリカのお話・サブプライムローンについてです。

アメリカでは、所得や信用度が平均以上の人をプライム層と呼びます。優遇という意味で、つまり優良顧客を指しているわけです。これに対して、所得の低い人 や信用度の低い人をサブプライム層と呼びます。もうおわかりかと思いますが、サブプライムローンは、このサブプライム層に向けたローンのことで、主に住宅 ローンのことをいいます。
所得や信用度が低い人に貸し出すため、貸し出す側であるローン会社のリスクは高くなります。そのため、金利を高く設定してあります。しかし、金利が高くても住宅ローンを組んで家が買えるということで支持されたのです。

なぜこのようなローンができたかというと、アメリカの不動産は上昇を続けていたからです。日本でのバブル期のようなものですね。ですから、もし返済が困難 になっても、担保として押さえておいた不動産を処分すればローン会社は十分モトがとれる仕組みになっていたのです。このような背景があり、サブプライム ローンは、住宅ローン全体の14%ほどを占めているそうです。

ところが、これまで続いてきた不動産の上昇がストップし、住宅価格が思うように上がらなくなってきました。実はこのサブプライムローン、住宅の値上がりを 期待して、初めから転売目的で投資として利用していた人も多かったのです。さらに、ローンを返済できない人たちが増えてきたせいで、ローン会社の経営が悪 化。担保となる不動産を処分しても、損失が大きくなってしまい、焦げ付きが増えていきました。

アメリカの住宅ローンの焦げ付きがなぜここまで世界的な問題になったかというと、ローン会社は融資したローンを証券化して、世界中の金融機関に売っていたからです。
このサブプライムローンの影響は、果たしてどうなっていくのか。まだまだ目が離せません。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2008年2月15日
 
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