スマホ決済のメリットとデメリットは?消費税増税前に大手三社を徹底比較!!

5月から令和が始まり、まだお祭りムードの名残が感じられますが、10月に待っているのは消費税10%への増税……。

増税にともない、キャッシュレス決済した人には最大5%の還元措置が取られることになったため、「2%増税しておいて5%還元!?」とあきれた声も出ていますが、これはあくまでも期間限定の一時的な措置。キャッシュス決済といえば、クレジットカードや電子マネー、デビットカード、スマホ決済がありますが、いま注目されているのがPayPayをはじめとするスマホ決済。

今回のコラムは、スマホ決済のメリット・デメリットとともに、大手三社のサービスを比較してみました。

消費税増税とキャッシュレス決済の関係

2019年10月にいよいよ消費税が10%になるようです。食料品など生活必需品には軽減税率が適用されるため8%のままですが、多くの商品が10%へと増税されます。

増税後の景気の落ち込みを防ぐために、キャッシュレス決済をすれば最大5%のポイントが還元されることになりました。そのため、期間限定の措置とはいえ、一時的にキャッシュレス決済をする人が増えそうですね。日本はキャッシュレス後進国といわれ、キャッシュレス決済の比率は約20%。お隣の韓国はなんと96%で、中国は60%。アメリカでも50%に迫る勢いです。

政府は、2025年までにキャッシュレス決済の比率をいまの2倍の40%まで上げることをめざしています。キャッシュス決済といえば、クレジットカードや電子マネー、デビットカード、スマホ決済がありますが、なかでもスマホ決済は昨今注目度が高く、大手企業が続々と参入しています。これからはクレジットカードは時代遅れで、スマホ決済の時代になる!

といわれているほどです。ところが、意外なことにまだスマホ決済をしたことがない人がかなり多いのです。

今回は、スマホ決済大手三社をクローズアップしながら、スマホ決済のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

そもそもスマホ決済ってどういうもの?

スマホ決済大手三社をご紹介する前に、そもそもスマホ決済ってどういうものなのかを簡単にご説明したいと思います。

スマホ決済には、「非接触IC型」と「QRコード型」がありますが、ここではQRコード決済について取り上げます。スマホによるQRコード決済(以下、スマホ決済)は、スマホにアプリをダウンロードし、チャージして支払ったり、クレジットカード払いにしたりして決済する方法です。

サービス提供会社によっては、チャージによる支払いにしか対応していないところがあるので、自分のニーズに沿ったサービスを選ぶのがポイントです。チャージ方法は主に、

・銀行口座
・クレジットカード
・電子マネーやポイント
・コンビニ

などがありますが、これもサービス提供会社によってちがってきます。

買い物をするときは、お店に掲示されたQRコードをスマホのカメラで読み取り、金額を入力します。また、スマホに表示されるバーコードをお店の人に読み取ってもらう方法もあります。スマホ決済の利用料は無料で、またチャージするときも手数料はかかりません。

勢いがある!~PayPay(ペイペイ)

ソフトバンクとYahoo!が共同で手がけるのがPayPayです。2018年10月にサービスを開始したばかりなのに、急速にシェアを拡大し、いま最も勢いがあるスマホ決済サービスともいわれています。

<PayPayのメリット>
●新規登録すれば500円分のPayPay残高がもらえる
●PayPayで支払えば0.5%が還元される
●3通りの支払方法がある
●個人間送金ができる

<PayPayの支払方法>
PayPayには3通りの決済方法があります。
・チャージしたPayPay残高から支払う(前払い)
・クレジットカード決済(後払い)
・Yahoo!マネー決済

<PayPayにチャージする方法>
・銀行口座からチャージ

銀行口座からチャージするためには、Yahoo! JAPAN IDと連携する必要があります。Yahoo! JAPANのIDがない人は、アカウントを作成してから利用したい銀行口座の情報を入力します(三菱UFJ銀行からはチャージできません)。

・Yahoo!マネーからチャージ
ヤクオフ!の売上金をチャージすることもできます。

・クレジットカード
PayPayにチャージできるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのYahoo! JAPANカードのみです。ただし、クレジットカード決済では、Yahoo! JAPANカードのほか、VISA、Mastercardが使えます。なお、Yahoo! JAPANカードであればJCBでもOKです。

<PayPayのお得情報>
PayPayは2019年5月31日まで「第2弾100億円キャンペーン」を実施中!期間中、PayPayで決済すると最大20%が還元されます。ただし、一回の還元上限額は1,000円。高額な買い物ではあまりお得感はないかもしれませんが、普通の買い物ではかなりのお得感がありますよ。

LINEユーザにおすすめ!~LINE Pay(ラインペイ)

LINE PayはLINEアプリの機能です。そのため、LINEに登録することが必要です。基本的にLINEウォレットにチャージして使う前払い方式となっています。いろいろなチャージ方法がありますが、クレジットカードからのチャージはできないので注意してください。

LINE Payの特徴は、プリペイドカードのLINE Payカードを発行していること。これはチャージ式のプリペイドカードで、国内外のJCB加盟店で使えるため、PayPayや楽天ペイと比べて使えるお店が多くなります。ただ、スマホひとつでOK!という趣旨とはちがってきますが……。

<LINE Payのメリット>
●チャージの方法をいろいろ選べる
●プリペイドカードを発行している
●LINE Payで支払えば最大2.0%が還元される
●個人間送金ができる
●手続きするたびLINEで通知がくる

<LINE Payの支払方法>
基本的にチャージをして使う前払い方式です。

<LINE Payにチャージする方法>
・銀行口座からチャージ
LINE Payのアカウントと銀行口座を提携させて、指定した金額をチャージします。

・LINE Payカードからチャージ
LINE Payカードへのチャージは、全国のローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア、アインズ、アインズ&トルペなどでできます。

・コンビニからチャージ
コンビニの端末で操作し、レシートを持ってレジで支払いをすることでチャージできます。

・オートチャージ
残高が設定した最低残高を下まわった場合、銀行口座からオートチャージされます。

<LINE Payのお得情報>
LINE Payの還元率は、支払った金額によって1ヵ月ごとに変わるのが特徴です。
還元率は0.5%~2.0%となっていて、10万円以上の支払いで最大の2.0%が適用されます。ですから、高額の買い物をすればお得になるというシステムといえます。また、LINE Payといえば手軽さが魅力。飲み会などの支払いも、口座番号を知らなくても友達同士で送金、送金依頼、割り勘ができます。

楽天カード所有者なら!~楽天ペイ

その名のとおり楽天が提供するスマホ決済サービスです。利用者が最も多いといわれています(2019年2月13日利用実態調査実施)。
楽天ペイを利用するには、楽天会員に登録する必要があります。また、クレジットカード登録が必須なので、クレジットカードを持っていない人は利用できません。

楽天カードを登録しておくと、楽天ペイと楽天カードともにポイントが貯まるのでダブルでオトクになります。楽天ペイは200円で1ポイントの0.5%の還元率、楽天カードは100円で1ポイントの1.0%の還元率です。合計1.5%の還元率はかなりのお得感があります。楽天カード所有者に特におすすめのスマホ決済といえるでしょう。

<楽天ペイのメリット>
●楽天ポイントが使える
●楽天ペイで払えば、0.5%~1.0%が還元される
●個人間送金ができる

<楽天ペイの支払方法>
楽天ペイは、基本的にチャージによる前払い方式には対応していません。
クレジットカードによる後払い方式か、楽天スーパーポイントや楽天キャッシュによる支払方法です。

<楽天ペイのお得情報>
楽天は、初めてサービスを利用する人を対象に1000ポイントをプレゼントしています。もちろん楽天ペイも対象!ただし、初めての支払いが合計5,400円(税込)以上が条件となっているので注意してくださいね。また、2019年6月3日の9時59分まで、対象店で楽天ペイで支払いをすると10%ポイントバックするキャンペーンを実施中です(キャンペーン対象店は、楽天ペイの公式サイトを参照してください)。

スマホ決済のメリットとデメリット

スマホ決済のメリットは、決済のスピーディさとポイントが貯まるお得感にあります。マーケティングリサーチ機関のMMD研究所による調査でも次のような結果が出ています。

<QRコード決済を利用する理由>
ポイントがたくさん貯まるから=39.4%
会計がスピーディーに終わるから=31.9%
キャンペーンを知って興味を持ったから=26.6%
※MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1770.html

逆にデメリットとしては、使えるお店が限られていることがあります。また、クレジットカードがあるからスマホ決済なんていらないんじゃない?という声があるのも事実。いまは、スマホ決済サービスが続々と誕生し、まさに乱立状態。各社ともさまざまなキャンペーンを展開し、顧客の囲い込みに躍起になっています。

およそ20社あるといわれるなかから、自分に合ったサービスを選ぶのはむずかしいかもしれませんね。ただ、今後はスマホ決済が支払いの主流になるという見方もあるので、時代に乗り遅れないためにも動向に注目していきましょう。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2019年5月16日
 
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