新社会人のためのマネー講座~気をつけて!一歩間違えたら多重債務者に!?

いよいよ新年度がスタート!

この春から新社会人になる人や、ひとり暮らしを始めた人も多いでしょう。社会人になるということは、独り立ちをするということ。これからは仕事だけではなく、お金ともしっかり向き合っていかなければなりません。

そこで今回のコラムは、新社会人の皆さんのためのマネープランの立て方と注意したいポイントをご紹介します。

家計管理の基本は「収入>支出」

あたりまえのことですが、収入の範囲内で収まるお金の使い方をすることが基本です。この春、ひとり暮らしを始めた人は特に注意が必要です。

実家暮らしだとお金を使いすぎても生活を継続できますが、ひとり暮らしとなるとそうもいきません。家賃が払えなければ立ち退きを要求されますし、光熱費が払えなければ電気や水道を止められてしまいます。まずは、毎月の支出額を明確にしてみましょう。

「固定費」と「変動費」に分けて算出してみてください。

<固定費>
毎月必ず支払わなくてはならないお金です。
多少の増減はあっても、毎月ほぼ同額の出費です。
□家賃
□光熱費
□携帯電話の料金
□保険料
※そのほか、スポーツクラブや習い事に毎月かかるお金、新聞や雑誌を定期購読している場合は購読料なども固定費に含みます。
<変動費>
月ごとに変動がある出費です。
□食費
□日用品費
□交際費・レジャー費
□美容費
□被服費
□趣味・娯楽費
□医療費
※変動費は「生活費」「やりくり費」とも呼ばれます。

固定費と変動費を足した金額が、収入(給与)を上回った場合、生活が破綻してしまいます。まずは変動費を見直し、無駄がないか、節約できる項目がないかをチェックしましょう。変動費を見直しても収入より支出が多いのであれば、家賃や保険料の見直しなど固定費を削ることが必要になってきます。

貯金したいなら「固定費」を抑える

私たちは老後が不安な時代に生きています。若いうちから少しでも貯金しておくことが大切です。といっても、貯金できるほどの給料はもらえないという人もいるかもしれませんね。貯金するためには、節約を心がけなければなりません。

手っ取り早いのは、固定費の削減!毎月必ず出ていくお金をいかに少なくするかがポイントです。「3大固定費」と呼ばれるものがあります。

□家賃
□保険料
□通信費

※子供がいる世帯はここに教育費が加わり「4大固定費」になります。

家賃は手取りの3分の1以下にする

例えば、家賃が7万円のところから5万5000円のところに引っ越すと、1年で18万円もの節約になります。2年ごとに更新料がかかる人はさらに節約効果大ですね。といっても気をつけたいのが、職場から遠いところには引っ越さないということ。

家賃を減らせても、通勤時間が増えてしまったら意味がありません。社会人にとって「時は金なり」です。お金と同じように時間は大切にしなくてはなりません。

家賃の目安は、月の手取りの3分の1といわれていますが、貯金したい人は4分の1程度に抑えたいものです。

無駄な保険料を払っていないか確認する

親戚や知り合いに頼まれて生命保険に加入していませんか?若い単身者が、毎月高い保険料を支払うのはお金を捨てているようなものです。

生命保険の保障は大きく2つあります。

1.死亡保障~死亡したときに保険金が出る
2.医療保障~入院や手術時に保険金が出る

つまり「自分が死んだときに家族にお金をいくら遺すか」ということと、「自分が入院したり手術したときにどれだけお金をもらえるか」の2つに分けて考えることが必要です。死亡保障については、単身者の場合、家族(親や兄弟)に遺すお金は考えなくていいというのがセオリーです。

もうひとつの医療保障についても、会社員なら最低限の備えでいいといわれています。というのは、2つの公的制度があるからです。

1.高額療養制度

病院などに支払う医療費が一定額以上になった場合、超えた分が戻ってくる制度です。所得や年齢によって金額は変わってきますが、20代の平均的な収入なら約8万円が自己負担限度額となっています。これを超えた金額は、手続きをすることで戻ってきます。

2.傷病手当金

会社員の場合、病気やケガで休職したとき、傷病手当金という生活保障のためのお金をもらえます。いくつかの条件はありますが、おおよそ給与の3分の2程度が支給されます。

このような公的制度があるため、必要以上の医療保障は不要だという考え方が主流です。毎月、無理して高い保険料を支払っている人は保険の見直しをしましょう。

通信費を安くするためにプランを見直す

通信費というとスマホ代ですよね。毎月、けっこうな金額を支払っている人もいるのではないでしょうか。格安スマホに切り替えれば毎月の料金はグッと落とせますが、やっぱり大手キャリアがいいという人も多いですよね。となると、プランを見直す必要があります。

チェックポイントは3つです。

1.不要なオプションはついていないか
2.通話プランは適切か
3.データプランは適切か

以上のオプション・通話・データの3つに無駄がないかをチェックしましょう。

ほとんど通話をしないのに、契約時にすすめられたかけ放題プランのままになっていたり、家ではWi-Fiを使っているのに無駄なデータプランになっていたりはしませんか?契約したときのプランのまま放置している人ってかなり多いようですね。損をしている可能性大なので、自分に合ったプランに変更しましょう。

予想外の出費のために特別費を用意する

支出には大きく分けて固定費と変動費があることをお伝えしましたね。次に備えたいのが「特別費」です。

特別費というのは、毎月かかるわけじゃないけれど、1年のうちで必要になる可能性があるお金のことです。

□旅行にかかるお金
□帰省にかかるお金
□クリスマスにかかるお金
□冠婚葬祭にかかるお金
□自動車税・車検代

特別費を考慮しないと「急な出費でお金がない!」という事態になりかねません。年間でいくらかかるのかを前もって算出しておきましょう。

「貯金から使えばいいや」という考えはダメ!出費と貯蓄はしっかり分けることが大切です。

貯金に自信がない人の対処方法

貯金しようと思っても三日坊主になってしまう。毎月ちゃんと貯金をする自信がない。そんな人は、ちょっとした工夫で貯金体質になれるかもしれませんよ。

1.鼻先に人参方式

貯金したいと思っても給料日前にはお金を使い切ってしまう……そんな人は貯金に対するモチベーションを上げるといいかもしれません。

「10万円貯まったら、そのうちの2万円で好きなものを買う」
「20万円貯まったら、そのうちの5万円で旅行をする」

鼻先に人参方式でモチベーションを保ち、貯金する習慣を身につけてはいかがでしょうか。また、貯金の目標額を紙に書いて貼っておくのもおすすめ。なぜなら、人間の脳は目から入ってくる情報をもっとも重視するからです。知らず知らずのうちに、貯金がルーティンになるかもしれませんよ。

2.500円貯金

言わずと知れた「500円玉は貯金する」という方法です。実はいま「絶対貯まる!」「簡単に貯まる!」と500円貯金は注目されています。いくら貯まったのかわかる貯金箱がいいか、それともわからない貯金箱がいいか……など人によって細かなところはちがってきますが、共通して大切なのは毎晩必ずお財布をチェックすること。そのとき、一緒に不要なレシートなどを整理しましょう。そうすることで、いま手持ちのお金がいくらあるのか、今日どんな物を買ったのかなどを把握できます。

※500円玉貯金についてはコチラ

絶対貯まる!成功者から学ぶ500円玉貯金が成功する7つのコツ

クレジットカードは慎重に使う

学生のときからクレジットカードを使っていたという人は、ほとんどの場合、親のカード(家族カード)ではなかったでしょうか。社会人になって自分名義のクレジットカードを作ると、当然のことながら自分の口座から引き落とされます。

覚えておきたいのが「クレジットカードを使う=借金をする」ということ。

クレジットカードはプリペイドカードとちがい、カードのなかにお金が入っているわけではありません。クレジットカードを使うことでお金を借りて、後払いするシステムなのです。クレジットカードによって金銭感覚が麻痺して、使いすぎてしまう人がたくさんいます。

また、翌月に代金を払えず、ブラックリストに載ってしまう人もいます。ブラックリストに載ると、カードやローンを利用できなくなったり、将来、住宅ローンや自動車ローンを組めなくなったりすることもあります。クレジットカードはまずは1枚だけ作り、賢い使い方をマスターすることが大切。計画的な利用を心がけましょう!

<クレジットカードの注意点>

1.まずは1枚だけ作る

クレジットカードを作ると特典やポイントがもらえるため、つい何枚も作ってしまう人もいますが、まずは1枚に限定しましょう。初めて自分名義のクレジットカードを持つ人がほとんどだと思うので、時間をかけて上手な使い方を身につけることが大切です。

2.リボ払いはなるべく避ける

リボ払いは、月々5000円や1万円など支払金額が決まっているため、返済しやすいと思っている人がいるようですが、新社会人の皆さんは注意が必要です。リボ払いは返済期間が長くなるため、支払う利息も多くなります。さらに、残金がいくらあるのか、いつ返済が終わるのかなどが把握しにくいというリスクがあります。最初のうちは、手数料のかからない一括払いか二回払いにするのがおすすめです。

3.キャッシング枠に注意する

クレジットカードでキャッシングを繰り返す人がいますが、実はこの行為はかなり高い手数料(利息)を払っていることになります。クレジットカードのキャッシング枠の手数料はだいたい18%。これは消費者金融の利息よりも高いくらいなのです。
クレジットカードのキャッシング枠を利用するなら、銀行カードローン消費者金融を利用したほうが利息が低くなる可能性大です。

いずれにしても、利用前に金利をしっかりチェックすることが大切です。くれぐれも安易なキャッシングはやめましょう。

以上、新社会人が注意したいマネーライフ&マネープランのポイントをお届けしました。

お金と上手につきあうことができれば人生は豊かになります!いまはまだ初心者かもしれませんが、お金の達人をめざして実りある毎日を過ごしてくださいね。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2019年3月28日
 
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