思考パターンから見るキャッシングで成功する人・失敗する人

キャッシング」とひと口にいっても、受け止め方は人それぞれです。日常生活で気軽にキャッシングする人もいれば、いまだにキャッシングに抵抗感を持っている人もいます。

キャッシングは利用の仕方によって、人生がうまくいくきっかけになったり、生活が豊かになったりしますが、逆に多重債務に陥ってしまう可能性もあります。

今回のコラムは、キャッシングで成功する人と失敗する人の思考パターンについて探っていきたいと思います。

古くからあった「利息」の概念

キャッシングというのは、お金を借りてその分利息を支払うことです。こう書くと、とてもシンプルな仕組みに感じますよね。ただ、キャッシングで問題になるのが利息です。

過去には、膨らんだ利息を支払えずに多重債務に陥る人が続出し、社会問題になったことがあります。こうした経緯から、年収の3分の1以上は借りられない「総量規制」が導入されました。利息はお金を借りたときに発生するものですが、実はまだお金というものがなかった頃から、利息という概念は存在していたといわれています。

例えば、食べるものがなくなった人は、ご近所の家から食べ物を分けてもらいます。そして、畑の作物が収穫できたときに、もらったものよりも少し多めにして返します。これが、利息の概念です。

ですから、利息という考え方は私たちのなかに根づいているものかもしれません。

例えば、友人からお金を借りたとき、返済時にコーヒーをおごったりするのはよくあること。また、お金だけじゃなく、洋服やバッグを借りたときもお礼の意味を込めて同じことをしませんか?

キャッシングで発生する利息は、この「お礼」の感覚をシステマチックにビジネスにしたものです。また、キャッシングは基本的に無担保の信用貸しのため、万が一貸し倒れになったリスクも利息に含まれています。

「利息」をどう考えるか?

キャッシングの成功・失敗は、利息をどう考えるかで決まることがあります。私たちには「何かを借りたら利息を払う」という思考が備わっているため、キャッシングをした際に発生する利息も当然のこととして受け入れます。また、2010年6月に改正貸金業が完全施行され、上限金利が引き下げられたため、以前のように高い利息は取られないと安心している人もいます。

<上限金利>
借入額10万円未満:上限金利20.0%
借入額10万円以上~100万円未満:上限金利18.0%
借入額100万円以上:上限金利15.0%

この上限金利は利息制限法で定められていて、これより高い金利を要求すると法律で罰せられます。もちろん、法定金利を超える利息を要求する業者は闇金なので、絶対に利用してはいけません。

以前に比べていまは、キャッシングの利用者は多重債務に陥らないよう法律で守られているといえるでしょう。だからこそ、なかには利息を軽く見ている人もいます。「そんなに高くないだろう」「なんとかなるだろう」と考え、利息を気にせずにキャッシングをしてしまいます。

実際のところ、キャッシングの利息はイメージよりは低いといえるでしょう。

例えば、5万円を1ヵ月借りたとします。その場合、20%の金利だと利息は約820円。計算してみると、たったそれだけと思うかもしれませんね。

それが危険なのです。

「利息=たったそれだけ」というイメージができあがってしまい、これくらいなら利息なんて気にすることはないと思ってしまいがちなのです。感覚が麻痺して必要のないキャッシングを重ね、返済が滞り、気がついたら多重債務に陥っていたというパターンもあります。

面倒くさがりは金利で損をする

利息を軽く考える人は、性格的に面倒くさがりの傾向があります。

金利を確認したり、どの企業から借りれば得なのか調べるのが面倒なため、テレビCMやインターネットで目についた業者に申し込もうとします。その結果、多くの利息を支払って失敗することがあります。

一方、成功する人は利息をしっかり比べて企業選びをする人です。

金利が低い企業を選ぶのはもちろん、「30日間無利息」といったサービスを上手に利用します。30日間無利息は、基本的に初めてその企業を利用する人を対象にしたサービスで、30日以内に全額返済すれば利息は0円で、30日を超えた場合でも最初の30日分の利息は無料になります。

どの企業がこうした無利息サービスを行っているのか調べるのは手間がかかりますよね。その点「くらべる君」なら、トップページにある「無利息対応」の項目をクリックすれば、無利息サービスを行っている企業が一覧で表示され、金利や融資スピードも一目でわかります。

キャッシングを避けて失敗するパターン

キャッシングで成功する人は利息をしっかり確認し、企業選びをする人だと書きました。では、慎重であればあるほどいいのかというと、そうではありません。キャッシングに対して必要以上に慎重になりすぎている人も、実は失敗しているかもしれないのです。

キャッシングに抵抗がある人の声を聞いてみると……。

消費者金融はなんとなく怖い」
「一度借りるとクセになりそう」
「取り立てが怖そう」
「個人情報が心配」
「利用した履歴が残るのが嫌」

こうした理由が多いようです。

でも、これらの理由ってすべてイメージですよね。実際のところ、消費者金融は怖くないし、威圧的な取り立て行為は行いません。

<法律で禁止されている主な取立行為>
□正当な理由がないのに、午後9時~午前8時に連絡・訪問すること
□正当な理由がないのに、勤務先に連絡・訪問すること
□帰ってほしいと言われたのに自宅に居座ること
□本人の代わりに他の人に返済するように言うこと
□別の企業から借りて返済するように言うこと
□プライバシーを他の人に知らせること

もちろん、大声を出したり乱暴な行為をすることも禁じられています。これらは貸金業法で定められているため、正規の消費者金融は違法な取り立てを行うことはありません。

さて、話は少し変わって、キャッシングに抵抗がある人がお金が必要になったとき、どこから借りるのが多いでしょう。よくあるのが、家族から借りたり、友人などの知り合いから借りるケースですよね。

仮に、友人などの知り合いからお金を借りた場合、個人間の貸し借りになるため、貸金業法は適用されません。ということは、上記の禁止されている取立行為は当てはまらなくなってしまうのです。ですから、早朝や深夜に電話がかかってきたり、家に訪ねてきたり、また職場に借金の取り立てに来ても、明確な法律違反とはいえません。

消費者金融の取り立てが怖いイメージがあるから知り合いから借りたのに、逆に激しい取り立てに遭ってしまうことも起こりうるのです。家族や知り合いからお金を借りると、人間関係が壊れてしまうリスクがあります。また、それだけではなく、金利の問題もあります。

個人間のお金の貸し借りの場合も、キャッシングと同じように上限金利が定められていて、利息制限法では20%に定められています。ところが個人間の場合、出資法では109.5%が上限金利になっているのです。裁判などで争った場合、20%のほうが適用されますが、請求するだけなら109.5%の金利でも違法にはなりません。

無用な争いを避けるためにも、個人間の貸し借りよりキャッシングするほうを選んだほうが賢明なときがあります。

利用履歴で成功するパターン

キャッシングをすると、履歴が残って信用情報に傷がつくと考えている人もいます。ところが、利用履歴というのはクレジットカードを作ったり、ローンを組んだとき、またスマホの機種変更をしたときでも残るもの。それほど警戒する必要はありません。

逆に、クレジットカードやキャッシングに関する利用履歴がまったくないほうが、お金に関する信用度は低くなります。

稀に徹底した現金主義者の人がいますが、そういう人がいざクレジットカードを作ったりキャッシングをしようとしても、信用情報がないため審査に落ちてしまうこともあるのです。

誤解している人が多いのですが、お金に関する信用度が高いのは、どこからもお金を借りていない人ではありません。

お金を上手に借りている人です。

どういうことかというと、返済能力に見合ったキャッシング(またはクレジットカードやローンの利用)をし、延滞することなくしっかり返済している人が、信用度が高い人です。ですから、利用履歴を残したくないという理由だけでキャッシングを避けるのは賢い選択とはいえません。

イメージでキャッシングするのは危険

キャッシングに怖いというイメージを持っているのは、男性よりも女性のほうが多いようです。不思議なのは、キャッシングには抵抗があるのに、クレジットカードのキャッシング枠は平気で利用している人がいることです。

クレジットカードのキャッシングは、消費者金融のキャッシングと同じように総量規制の対象となっています。さらに、上限金利(手数料)はほとんどの場合18%となっていて、消費者金融と同等、もしくはそれ以上です。にもかかわらず、クレジットカードのキャッシング枠を日常的に利用する人は意外なほど多いのです。そして、なかには金利が何%なのか、利息がいくら発生するのか、まったく気にしない人もいます。

利息を確認しない人には2つのパターンがあります。

1.「面倒くさいから」
2.「計算するのが怖いから」

どちらの場合も、多重債務に陥る可能性があります。

消費者金融のキャッシングは怖くて、いつも使っているクレジットカードは安心という考え方は危険です。どちらも同じく「お金を借りる」という行為です。イメージだけで行動すると、結果的に失敗してしまいます。

お金を借りるときに必要なのは、事実に基づいた客観的な考え方と、マネーライフに沿った計画性です。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2019年1月31日
 
キャッシングもカードローンも借りるなら匿名簡易審査で比較

↑キャッシングもカードローンも借りるなら匿名簡易審査で比較↑