高収入でもあっというまに人生が転落する人の共通点

皆さんは、高収入というと年収いくら以上を思い浮かべますか?

年収1000万円以上と考える人もいれば、いやいや億を超えないと高収入とはいえないと考える人もいます。人によって高収入の定義はちがいますが、一般的には1000万円以上と考える人が多いようです。

年収1000万円以上なんて羨ましいですよね。ところが、高収入なのに貯金がなく、いつもお金に困っている「隠れ貧乏」がいま話題になっています。

今回のコラムは、高収入なのに転落人生を送る人の共通点に迫ってみます。

「高収入=富裕層」ではない

「高収入=富裕層」と考える人がいますが、高収入と富裕層は別物です。あっというまに貧乏になるリスクが高いのは、高収入の人のほうです。高収入というのは収入が多いことで、明確な基準はありませんが、一般的には年収1000万円を超えると高収入といわれます。

一方の富裕層は必ずしも高収入である必要はなく、低収入の富裕層というのも存在します。富裕層というのは資産が多い人のことで、収入が低くても預貯金、相続した家や土地、証券などが多ければ富裕層になります。

一般的には1億円以上の資産があれば富裕層と呼ばれ、5億円以上の資産があれば超富裕層と呼ばれます。「お金持ち」といわれるのは富裕層のほうです。

いくら高収入でも、預貯金などの資産がなければお金持ちとはいえないのです。年収1000万円以上でも資産がないの?と思う人もいるかもしれませんが、いま高収入なのに貧乏な人が増えているのです。
日本のサラリーマン世帯のうちで、年収1000万円を超えているのは5%弱です。

そのなかにはまったく貯金ができない人もいます。そんな人はちょっとしたきっかけで、人生が転落する危険性ががあります。

自己承認欲求が強すぎる

TwitterやInstagramを重視しすぎる人は、高収入でも隠れ貧乏の可能性があります。

インスタ映えのために、頻繁に高級なレストランに行ったり高級食材を買ったりするなど、SNSの評価のためだけにお金を使うことがあたりまえになっている人が増えています。これは、自己承認欲求が強すぎるタイプが陥りやすいお金の使い方です。

自己承認欲求は、誰もが持っている欲求で「他人に認められたい」「社会から必要とされたい」と思う心理です。日常生活では、他人に「いいなあ」「うらやましい」と言われる機会はそれほど多くはありませんよね。でも、SNSなら一度に大勢の人に「いいね!」と承認してもらえます。これによって、他人に認められたい欲求が満たされるのです。

この傾向は、特に女性に多く見られ、「キラキラしている私を見てほしい!」という自己アピールのためだけに、高級ネイルサロンやヘアサロン、旅行やレストラン、化粧品や洋服などにどんどんお金を使ってしまいます。

こんなお金の使い方をしていたら、いくら高収入でも貯金できるわけがありません。

他人にマウントする

自己承認欲求が強すぎる人は、他人にマウントしがちです。

常に自分が優位でありたいため、自分よりいい暮らしをしている人を見ると、さらに上をめざそうとします。これでは、いくらお金があっても足りるはずがありません。こうした人は、実は自分に自信がないタイプです。

自己評価が低いため、他人に褒めてもらえないと心が満たされないのです。SNSの「いいね!」のためや、他人より優位に立つためにお金を使っている人は、自分と向き合うことが大切です。

自分がほんとうにしたいこと、自分のなりたい姿や理想の生き方を一度しっかり考えてみましょう。
それが見えてくると、おのずとお金の使い方も変わってきますよ。

特権階級意識を持っている

年収1000万円以上を稼いでいる人のなかには、自分は高収入だという特権階級意識を持っている人が多くいます。そのため、何事にも平均レベル以上を求めます。高級賃貸マンションに住んだり、高級車に乗ったり、趣味にどんどんお金をつぎ込んだり……。

なかには「高収入だからローンは楽に払える」という思い込みから、よく吟味をせずに住宅ローンを組んでマンションを買う人もいます。

特権階級意識を持っているタイプは、毎日の生活のなかで湯水のようにお金を使ってしまうため、例え年収1000万円以上でもあっというまにお金がなくなってしまいます。そのため貯金ができず、老前破産や老後破産に陥る可能性が高いのです。

貯金がないと、万が一病気やケガで働けなくなったときや、会社の倒産やリストラがあった場合、すぐに生活が立ち行かなくなってしまいます。いまの収入は一生涯保証されているわけではないのです。

高収入でも、上には上がいます。上から見ると「たかが1000万円の年収」に過ぎないことを肝に銘じ、分相応なお金の使い方を心がけましょう。

マネーリテラシーが欠如している

高収入の人のなかには、お金に関する知識がない人が意外と多いようです。そのため、無駄な支出が多いのです。

例えば、勧められるがまま毎月何万円もの生命保険料を支払ったり、比較検討せずに住宅ローンを決めたり、友人がやっているからといっていきなり投資に手を出したり……。

なかには、出費が多くてお金が足りなくなったときは、金利を確認せずに銀行カードローン消費者金融からお金を借りたりする人もいます。

こうした人たちは「高収入だから多少損をしても問題ない」と考えています。けれど、多少の損の積み重ねが転落人生へとつながるのです。ほんとうのお金持ちや富裕層から見ると「年収1000万円なのに、何億も稼いでいるような暮らしをしている」と思われてしまいます。

お金持ちになるためには、マネーリテラシーが欠かせません。お金の勉強をすることによって、身の丈に合ったお金の使い方が身につきますよ。

差別意識がある

前述の「特権階級意識を持っている」につながるのですが、高収入の人のなかには、平均レベルの人たちを見下す人がいます。自分のステイタスを誇示しようとするあまり、お金を手に入れるチャンスを逃したり、無駄なお金を払ったりすることがあります。

例えば、専業主婦だった人が仕事をしようと思いついても「時給が○○円なんて」「コンビニのパートなんて」「こんな人たちと一緒の職場なんて」など差別意識があるため、自分の満足する仕事を見つけることができません。

また、子供には習い事をさせ、良い学校に行かせようとし、教育費を惜しみなく使います。SNSなどに差別的なコメントを書き込んで炎上騒ぎを起こす人は、比較的高収入の人が多いといわれています。こうした人たちは自分に差別意識があることに気づいていないため、人生につまづいたときは原因が自分にあるとは思わず、他人や社会に責任転嫁をしがちです。

我が身を振り返れない人は、いくら高収入でも幸せな人生を送ることはできません。

健康に気をつけない

健康であることがいちばんの節約というのは常識です。病気になると最悪仕事を失い、収入がなくなります。また、病院代や薬代など医療費もかかります。さらに、健康に不安があると、補償内容が充実した生命保険や医療保険に入りがちなため、毎月高い保険料を支払うハメにもなります。

病気をきっかけに生活苦に陥るケースはかなり多く見られます。

特に、高収入でも貯金のない人は、あっというまに困窮してしまいます。会社員の場合、病気やケガの治療のために休職すると傷病手当金が受け取れますが、最長でも1年6ヵ月しか支給されません。

貧困生活に転落しないためにも、日頃から健康に気をつけることが大切です。

物事が長続きしない

物事に飽きやすく何をしても長続きしない人は、いまは高収入でも転落する危険性があります。

例えば仕事でもそうです。次々に転職をしていると最初のうちは収入アップしていても、いつのまにか収入ダウンし、気がついたときには取り返しのつかないことになっているケースもあります。

いまが高収入だからといって、転職先でも同程度の収入を得られるとは限りません。特に、30代からの転職は慎重に行うことが大切です。

また、投資でも同じことがいえます。せっかく資産を増やそうと思って投資をしても、飽きやすい人はすぐに結果を求めようとします。そのため、投資ビギナーのうちからまとまった金額を一度につぎ込んで、大きく損をしてしまう場合があります。投資は勉強と経験を重ねながら、少しずつ利益を出していくのがセオリーです。いきなり儲けようとするのは危険です。

人間関係を大切にしない

人生の成功者といわれている人は人間関係を大切にしています。ビジネスの成功と失敗のカギを握るのは、コミュニケーションスキルです。だからといって、周りのすべての人と親しくなろうとする必要はありません。トラブルや厄介ごとを持ち込む人とは関係を持たないほうがいいのです。

誰とつきあい、誰とつきあわないかは、コミュニケーションスキルがなければ判断できません。コミュニケーションスキルは一日で身につくものではありません。人づきあいが面倒だからといって誰ともつきあわずにいると、年齢を重ねるにつれて、誰にも必要とされなくなる可能性があります。日頃から人とのつながりを意識するようにしましょう。

円満な人間関係の基本は、人の悪口を言わない、きちんと挨拶をする、お金の貸し借りをしないことです。

良好な人間関係を築けていれば、人生でつまづいたときにも手を差し伸べてくれる人がいるはずです。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2019年1月24日
 
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