結婚祝いの相場は?香典の相場は?いまさら聞けない冠婚葬祭のお金の目安

社会人として必要なスキルのひとつが、冠婚葬祭や季節の挨拶などのマナーです。マナー違反をすると周囲を不快にさせ、自分の評判を落としてしまいます。でも、お金のこととなると人には聞きにくいですよね。

結婚式やお葬式、お祝い事にはいくら包めばいいのか、またお歳暮の予算はいくらにすればいいのかなど、お金の相場を知っておくと安心です。

今回は、冠婚葬祭のお金の相場と、お歳暮の予算の目安についてご紹介します。

「冠婚葬祭」って何のこと?

「冠婚葬祭」とは言いますが、その意味をすべて知っていますか?「婚=結婚式」「葬=葬儀」は知っていても、残り2つは知らない人もいるかもしれませんね。「冠婚葬祭」は、一生のなかの大きな儀礼・行事を表したものです。

「冠」元服(成人式)
「婚」婚姻
「葬」葬儀
「祭」祖先の祭祀

もともとは上記の意味だったのですが、時代とともにもっと広い意味で使われるようになりました。

「婚」と「葬」はそのままですが、「冠」は成人式だけではなく、初節句や七五三など人生の節目を含めて言うようになり、「祭」は正月や大晦日、お盆やお彼岸、節分など一年の行事を差すようになりました。

結婚式のご祝儀に2万円はOK?NG?

最近、結婚式のご祝儀に2万円はいいのかどうかという論争が見られます。もともと、結婚式のご祝儀の金額は偶数はタブーとされてきました。2で割れるため、「2人が別れる」に通じるからです。

ところが最近では、2は「ペア」「夫婦」を差すという考え方も出てきたのです。どちらもこじつけといえば、こじつけなんですけどね。

さて、そこで2万はOKかNGかですが、実はどちらが正解ということはありません。

学生や新社会人などは収入がそれほど多くないため、無理をせずに2万円でもOKと言う人もいれば、2万円なんて非常識だと言う人もいます。地域柄や年代によっても差があるようです。

東京では3万円を常識とする考えが強いですが、地方では2万円が主流となっているところもあります。また年齢が高くなるほど、2万円のご祝儀を非常識と捉える傾向にあります。

ご祝儀のお金がない!そんなときはどうする?

結婚式あるあるのひとつに「結婚式は重なる」というのがあります。毎月のようにあったり、多いときには月に数回あったりすることも!結婚式が重なると、ご祝儀のお金を捻出するのが大変ですよね。

そんなとき「お金がないから欠席する」という方法を選んでしまう人もいますが、お祝い事にはできるだけ出席するようにしましょう。今後のおつきあいにも影響するし、どこでどんな出会いがあるかわかりません。冠婚葬祭を大切にするのは、社会人として大切なことです。とはいえ、ご祝儀のお金がないときは困りますよね。

そんなときは、キャッシングするのもひとつの方法です。ただしその場合、ご祝儀分だけを借り、お金が入ったらすぐに全額返済するようにしましょう。キャッシングは、短期間の借入が超おすすめです。利息は日割り計算なので、思ったよりも安く済みますよ。

例えば、ご祝儀の3万円を10日間、15%の利息で借りたとします。

その場合、かかる利息は123円だけです。また、初めて利用する方を対象に「30日間無利息」を展開しているところもあるので、上手に活用するといいでしょう。

即日融資など急いで借りたいときは消費者金融を、少しでも低金利で借りたいときは銀行カードローンを利用するのがおすすめです。

葬儀のお香典の相場は?

お香典とは、お線香やお花の代わりにご霊前にお供えするためのものです。お香典も、故人との関係や年齢によって相場が変わってきます。

関係 20代 30代 40代
友人の家族 5,000円 5,000円 10,000円
会社の同僚の家族 5,000円 5,000円 10,000円
会社の上司の家族 5,000円 5,000円 10,000円
友人 5,000円 5,000円 10,000円
会社の同僚 5,000円 5,000円 10,000円
会社の上司 5,000円 5,000円 10,000円
おじ・おば 10,000円 10,000円 30,000円
いとこ 5,000円 10,000円 10,000円
隣人 3,000円 3,000円 5,000円

お香典も、血縁関係が濃くなるほど相場が上がります。血縁関係がない場合は、5千円を目安にするといいでしょう。

相場のほかに覚えておきたいのが、お香典のお札の枚数は奇数にするということ。1、3、5が基本です。

また、お香典は旧札で用意するのがマナーとされています。新札しかない場合、折り目をつけてから包むようにしましょう。

結婚式より葬儀を優先するのがマナー

もし、結婚式と葬儀がかぶってしまったら、葬儀を優先するのがマナーと言われています。結婚のお祝いは改めてできますが、亡くなった方への挨拶は葬儀が最後になるからです。

結婚式の出席を断るときは、不幸の話はせず「都合によって……」など理由はぼかして伝えます。突然の欠席になるため、お料理や引き出物をキャンセルすることはむずかしいので、出席した場合と同額のご祝儀を贈るのがマナーです。ただ、結婚式が家族や親戚で、葬儀がそれほど親しくない人の場合は、結婚式を優先したほうがいいと言われています。

葬儀は、故人とお別れする最後の機会です。

お金がピンチのときでも、できるだけ出席したほうがいいでしょう。

結婚式と同じように、お金がないときは必要な分だけキャッシングする選択肢もあります。

出産祝いの相場は?

出産祝いは、現金で贈るか品物で贈るかで迷う人も多いと思います。
受け取る側からすれば、現金のほうが好きに使えるのでありがたいという声が多いようです。
現金を贈るときの相場は次のとおりです。

関係 20代 30代 40代
友人 5,000円 5,000円 10,000円
会社の同僚 5,000円 5,000円 5,000円
いとこ 5,000円 5,000円 10,000円
兄弟姉妹 10,000円 30,000円 30,000円
会社の同僚など仕事関係の人に贈る場合、ひとり千円~3千円ほど出し合って、数名でまとめて贈る方法もあります。その場合、4や9など不吉と言われる金額にならないようにしましょう。また、現金を贈るのに抵抗がある人は、同じ金額のギフト券を贈っても喜ばれます。

新築祝いの相場は?

新築祝いも相手との関係によって相場はちがってきます。

友人:5,000~10,000円

会社の同僚:5,000~10,000円

会社の上司:5,000~10,000円

会社の部下:5,000~10,000円

兄弟姉妹:10,000~50,000円

いとこ:10,000~30,000円

それほど親しくない人に贈る場合は、千円~3千円ほど出し合って職場の同僚や友人と連名にして贈る方法もあります。目上の人に贈るときは現金はNGとも言われていますが、会社の先輩などそれほど離れていない場合は問題ありません。

開店祝い・開業祝いの相場は?

友人・知人がお店を開いたり、独立して開業したときは、つきあいに応じて開店祝い・開業祝いを贈ります。開店祝いは、開店日よりも前に贈るのがマナーです。

金額の目安は次のとおりです。

友人:10,000円

いとこ:10,000~30,000円

取引先:10,000~30,000円

大切な取引先:30,000~50,000円

それほど親しくない知人に贈る場合は、5,000円ほどでもOKです。

入学祝いの相場は?

子供の入学は、身内でお祝いするという考えです。そのため、入学祝いは基本的に親戚などの身内だけが贈るものです。ですから、会社の同僚や上司、取引先などの子供が入学したからといって、入学祝いを贈らなければ失礼になるといったことはありません。ただ、親しい友人の子供だとお祝いしたい気持ちになりますよね。

入学祝いの相場:10,000円

入学祝いの相場は、子供の年齢に関係なく1万円とされています。小学校~大学まで変わりません。

ただし、高校や大学の入学祝いの場合、いくらかプラスしてあげてもいいでしょう。あまり高額だと、かえって気をつかわせてしまうので3万円程度を上限にするといいかもしれませんね。逆に、幼稚園への入園のお祝いは、5千円程度に抑え気味にしても失礼にはなりません。

入学祝いは入学後ではなく、入学前に贈るのがマナーです。

お年玉の相場は?

最近は、若い世代を中心に子供にお年玉をあげる習慣が薄れてきたようです。お年玉の習慣は東京などの大都市より、親戚づきあいやご近所づきあいが濃い地方のほうが根づいています。

お年玉の相場は、子供の年齢で変わってきます。

保育園・幼稚園:1,000円

小学校低学年:1,000~2,000円

小学校中学年:2,000~3,000円

小学校高学年:3,000~5,000円

中学生:5,000円

高校生:5,000円

子供のいる親同士の場合、贈る金額と受け取る金額が同程度になるようにしましょう。

お歳暮の時期と金額の相場は?

最後にお歳暮についてです。そろそろお歳暮の準備を始める時期になりましたね。お歳暮は年末に、日頃お世話になっている人たちに感謝を込めて贈るものです。

お歳暮を贈る時期:12月1日~20日

一般的には12月上旬~20日頃とされていますが、地域によってちがいがあります。遅くても25日までには贈るようにしたいものです。

最近は、お歳暮を贈る人が少なくなってきました。以前は、会社の上司にお歳暮を贈る習慣があったのですが、近年はコンプライスが厳しくなり、社員同士のお歳暮のやりとりを禁止する会社が増えました。

お歳暮の金額の相場は次のとおりです。

取引先・友人知人:3,000円

特にお世話になっている人:5,000円

ちなみにお歳暮は、結婚祝いや出産祝いとちがってお返しをするのがマナーではありません。ただ、社会人の常識としてお礼状だけはきちんと出したいもの。もちろん、お返しをしたいと思ったら同額程度の品を返礼してもかまいません。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2018年11月1日
 
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