消費者金融の歴史

消費者金融をはじめとする、いわゆる貸金業が始まったのはいつだと思いますか?実は、そうとう時代を遡るんです。紀元前3000年のメソポタミア文明の頃 には、麦の貸し付けが行われており、金利は年利33%ほどだったという記録があります。日本では、8世紀に麦ではなく米の貸し付けが始まり、利息は30% から、なんと100%(!)まで幅広かったそうです。

物々交換の農業経済から貨幣経済へと移行すると、いよいよ貸金業というものが本格的に登場します。鎌倉時代から室町時代にかけて、今でいう「質屋」のスタイルが確立されました。当時は「土倉(どそう)」といいましたが、物品を担保にしてオカネを貸す方法は質屋と同じです。江戸時代に入ると、「土倉」は「質 屋」と名称を代え、庶民にとってさらに身近な存在へとなっていきました。
そして同じく江戸時代、日本橋に「三井両替店」が登場し、年12~20%の利息で貸し付けを行いました。その後、利息を制限したり、反対に制限を廃止したりと、紆余曲折あったようですが、明治10年には利息制限法が制定されました。

戦後の高度経済成長期に入ると、それまで主流だった質屋の利用が減り、いよいよ「消費者金融」が本格化します。始まりは大阪で、担保や保証人がいらない個 人向けの融資としてスタートしたのです。当初は、いわゆる一流企業に勤めるサラリーマンのみを対象としていたそうです。1970年代には、サラリーマン金 融を略して「サラ金」、まちなかに事務所があることから「まち金」などと呼ばれていました。

その後の流れについては、ご存知の方も多いのではないでしょうか。一部の悪質な業者の取り立てや過剰貸し付けが社会問題になりましたね。「サラ金地獄」なんて言葉も登場しました。
現在の「消費者金融」という呼び方は、1980年代に入ってから使われるようになったようです。

以上、ざっと歴史をなぞってみましたが、長くなってしまいましたね。1980年代以降については、また別の機会にお届けしたいと思います。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2007年10月12日
 
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