【2017年銀行カードローン】規制へのカウントダウンが始まる!?

最近、ニュースで銀行カードローンについて取り上げられることが多いですね。
残念ながらいいニュースではなく、悪いほうのニュースです。

銀行カードローンは総量規制の適用外で、過剰融資を行っているのではないかと指摘する声があがっているのです。

そこで今回は、いま問題になっている銀行カードローンについて探っていきます。

銀行カードローンが自主規制を強化!

最近、銀行カードローンの急増が問題になっています。

テレビや新聞、ネットのニュースで見た人も多いと思いますが、銀行カードローンが過剰融資につながっているのではないかと指摘されているのです。

たしかに銀行カードローンは総量規制の対象外となっているため、法的には年収の3分の1以上の貸し付けができます。そのため、多重債務への抜け穴になっているのでは?という声があがっているんですね。

これを受けて、全国銀行協会はカードローンの広告や宣伝で「総量規制の対象外」と強調しないことを打ち出しました。

また、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の3メガバンクは、カードローン融資の自主規制の強化に乗り出しました。

具体的には、みずほ銀行は融資額の上限を、これまでの年収の「2分の1」から「3分の1」に変更しました

三菱東京UFJ銀行も、融資額の上限を引き下げることを検討しています
三井住友銀行は、審査を厳しくすることにしました

ますます「借りられない時代」に!?

朝日新聞が全国の銀行120行にアンケートを行った結果、回答した101行のうちの大半が「年収の3分の1を超える融資」をしていたことが明らかになりました。

けれど、この結果だけ見て「やっぱり銀行カードローンは問題だ!」と言うのはちょっとちがう気がしませんか?

改正貸金業法が完全施行されたのは、2010年のこと。
この法律によって、消費者金融は年収の3分の1を超える貸し付けができなくなりましたね。

そして、いま銀行カードローンにも規制が入りそうな勢いになってきました。3メガバンク以外でも自主規制に乗り出す銀行が多くなるでしょう

・・・となると?

改正貸金業法が完全施行されたときも、「借りたくても借りられない人が続出!」と騒がれたのに、ますます借りられない時代へと突入してしまうかもしれません。

そうなると、これまで上手に銀行カードローンを利用してきた人も、いきなりお断りされる可能性が大きくなってきたということです。

銀行カードローンの利用者プロフィール

銀行カードローンの利用者はどんな人が多いのでしょう。
少し前になりますが、ジャパンネット銀行がアンケート調査を実施しました(2013年2月)。

アンケートによると、カードローンの利用者のうち28%の人が「定期的に利用している」と回答しました。

つまり、3割近くの人が定期的にカードローンを利用しているのです。
ちょっと意外なのが、世帯年収別の結果です。

〈世帯年収別〉

全体 28.0%
400万円未満 23.0%
400万円以上600万円未満 28.1%
600万円以上800万円未満 31.0%
800万円以上1,000万円未満 32.0%
1,000万円以上 30.0%

※参照元:http://www.japannetbank.co.jp/company/news2013/130225.html

もっとも多いのが「800万円以上1,000万円未満」世帯で32%。そして「600万円以上800万円未満」「1,000万円以上」と続いています。

富裕層に近い世帯のほうが、銀行カードローンを定期的に利用していることがわかりますね。

利用目的の1位は「生活費」じゃない!

銀行カードローンの利用目的の1位は「娯楽・交際費」で48.3%2位が「生活費」で42.2%となっています。

そして、年収が高い人ほど「娯楽・交際費」の割合が高くなり、「生活費」が低くなる傾向にあります。

〈利用目的〉

娯楽・交際費 生活費
全体 48.3% 42.2%
400万円未満 41.4% 56.0%
400万円以上600万円未満 46.4% 44.6%
600万円以上800万円未満 54.9% 37.0%
800万円以上1,000万円未満 54.3% 32.5%
1,000万円以上 53.6% 23.2%

※参照元:http://www.japannetbank.co.jp/company/news2013/130225.html

さらに注目したいのが「投資資金」です。

〈投資資金〉

投資資金
全体 6.3%
400万円未満 3.6%
400万円以上600万円未満 6.7%
600万円以上800万円未満 6.0%
800万円以上1,000万円未満 6.8%
1,000万円以上 12.0%

※参照元:http://www.japannetbank.co.jp/company/news2013/130225.html

年収400万円未満が3%台とグンと少なく、一方1,000万円以上になるとなんと12%とグンと多くなっています。

お金持ちは、生活のために銀行カードローンを利用しているのではなく、さらにお金を増やすために活用しているようです。

いまこそマネーリテラシーを身につけよう!

ジャパンネット銀行のアンケート結果からは、カードローン利用者が生活を豊かにするために上手に活用している様子が読み取れます。

このアンケートは4年前のものなので、必ずしも現状と一致しないかもしれませんが、それでもほとんどの人たちが計画的に賢く利用しているのが伺えます。

アンケートによると、6割以上の人が10万円未満を借り入れ、日常使いとしているようです。いわば「お財布感覚」なのかもしれませんね。

そんな日常使いができるのは、無理なく返済できる金額を借りているからです。

私たち消費者が全員、マネーリテラシーをしっかりと身につけ、ライフスタイルに合った適切な金額を借りるのであれば、銀行カードローンも消費者金融もとても便利だといえます。

金融機関の規制が強まるということは、必ずしもいいことだけではありません。
お金は、生きるために必要なものであると同時に、生活や心にうるおいを与えてくれます。

「借りたくても借りられない」時代に本格突入する前に、お金とのつきあい方を私たちひとりひとりがもう一度しっかり考える必要があるようです

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2017年5月11日
 
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