2017年を占う!新しい年、お金にまつわる動向は?

新年を迎えるとき、誰もが考えるのが「新しい1年はどんな年になるのか」ということ。

特に景気がいいのか、給料は上がるのか、物価はどうなるのかなど、お金にまつわることが気になりますよね。

私たちのマネーライフを左右するのが、経済動向。

そこで2017年、日本経済はどうなるのか、そして私たちの暮らしに変化はあるのかを予想してみましょう。

2017年の景気動向は先が見えない!?

2016年12月14日、帝国データバンクは、2017年の景気見通しに対する企業の意識調査結果を発表しました。

2017年の景気動向の見込みを企業に訊ねた結果は次のとおりです。

「回復」局面 →12.5%(前年16.4%)
「踊り場」局面→42.4%(前年42.2%)
「悪化」局面 →15.9%(前年20.1%)
「わからない」→29.2%(前年21.2%)

ここで注目したいポイントは「わからない」と答えた企業が、調査以来最も多い29.2%にもなったこと。

「悪化」「回復」と見込むのは、前年と比べてどちらも減少しており、その分「わからない」がグンと増えているのです

ちなみに「踊り場」局面とは、景気回復の局面で足踏み状態になっていることをいいます。

「わからない」と答えた企業が多い理由のひとつに、アメリカ経済の動向が不透明なことが挙げられます。

トランプノミクスはマイナスの影響!?

column293_keizai2017年といえば、世界中が注目しているのがトランプ大統領の誕生です。トランプ氏の政策によって世界経済が大きく変動し、日本もその影響をダイレクトに受けます。

企業は、トランプ氏が日本経済にどのような影響を与えると考えているのでしょう。

「プラスの影響」 →10.0%
「マイナスの影響」→41.5%
「影響はない」  →11.2%
「わからない」  →37.4%

もっとも多いのは「マイナスの影響」で4割を超えています。
企業の多くは、トランプノミクスの動向を注意深く見守っているようです。

2017年の予算案から占うマネーライフ

column293_iryou2017年のマネーライフを占ううえで、押さえておきたいのが2017年度の予算案です。

2017年度に国が使うお金は、過去最大の97兆5千億円。これにより、5年連続過去最大を更新していることになります。

赤字額も膨らみ、アベノミクスの限界か?という声が聞こえています。
赤字を押し上げているのが、医療・福祉です。

そのため、2017年は高齢者の負担が増えることになりそうです。
まず、70歳以上の高齢者が医療機関にかかったときに自己負担する上限が引き上げられます

これまでは年収370万円未満の人は月1万2千円でしたが、これが月1万4千円になります。そして、2018年度には1万8千円まで引き上げられることになります。

高齢者にとってはこれまでの優遇措置が次々と削られていくため、苦しい生活となりそうです。

2017年、国民の負担は増えるのか?減るのか?

安倍首相が掲げているのが、「日本死ね」で注目された「1億総活躍社会」ですね。
2017年度は「1億総活躍社会」に2兆9千億円の予算をつけました。

注目ポイントは、保育士や介護士の賃上げと、給付金型の奨学金の導入。さらに、企業の保育施設整備を積極的に支援していく方針です。

そのほか、私たちの暮らしにプラスになりそうなのが次の内容です。

倒産や解雇で失業した30~44歳の失業手当給付期間を延長
雇用保険を引き下げ(年収400万円の会社員は年4千円の負担減)
中小企業に勤める40~64歳の介護保険料の負担減
低所得世帯は2人目から幼稚園などの保育園を無料化
非正規労働者の正社員転換を促進
年金受給資格期間を25年から10年に短縮(新たに64万人が年金を受け取れる)

反対に、マイナスになりそうなのが次の内容です。

×配偶者控除の年収要件が103万円以下から150万円以下へ引き上げ
×大企業に勤める40~64歳の介護保険料の負担増
×70歳以上の中・高所得者は医療費の自己負担上限を引き上げ
×中所得者の介護保険サービスの利用者負担上限を引き上げ

2017年も家計の健全化をめざそう!

column293_kakei2020年度までにプライマリーバランスの黒字化をめざしていたアベノミクスですが、2017年度の予算案を見ると、残念ながら健全化までは遠いようです。

国の赤字が増えても、せめて家計は健全化をめざしたいですね。
そのためには2017年も計画的なお金の使い方をしましょう!

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2017年1月5日
 
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