
8月11日は「山の日」!今年から始まった国民の祝日です。
まだ馴染みがない人が多く、どうして新しい祝日ができたの?という疑問も上がっています。
「山の日」が制定されたことで、例年よりお盆休みが長くなる人もいるかもしれませんね。
今回のコラムは新しい祝日にちなみ、お盆休みに気をつけたいお金にまつわることをご紹介します。
意外とシンプル?「山の日」ができた理由
「山の日」ができたのは、「海の日」があるからと言ってもいいでしょう。「海の日があるのに、どうして山の日はないのか」という声が上がったことによります。
日本山岳会をはじめとする団体の意見や働きによって実現しました。
「山の日」の趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」です。
では、どうして8月11日になったかというと、お盆と合わせて連休にしやすくするためで、当然、経済効果を狙ったものです。
当初は8月12日が候補だったのですが、日本航空123便の墜落事故が起きた日のため、8月11日になりました。
「山の日」の経済効果は期待できるか!?
お盆前の祝日ということで消費者の財布の紐が緩み、経済効果があると見込まれている「山の日」。でも、ネットでは予想に反して盛り上がりに欠けています。
「どうせなら8月じゃなくて、祝日のない6月にしてほしかった」
「どっちにしても夏休みだから、あってもなくても同じ」
「祝日も休みじゃないから関係ない」
「祝日が増えると収入が減って困る」
こんな声があるようですね。
それでも、やっぱり祝日は嬉しい!と素直に喜んでいる人が多いようです。
「山の日」の制定によって、これまでより長くお盆休みを取れる人はラッキーですよね。
お盆休みが長くなったことで、旅行や帰省、レジャーが多くなれば経済効果も期待できます。
お盆休みのあるある失敗談
「夏」と「連休」は、どちらも開放的な気持ちになりがち。この2つが合体したお盆休みは、気持ちだけではなく、お財布まで開放的になる傾向にあります。
そこで、お盆休みに失敗しがちなお金の使い方をあげてみましょう。
●失敗1:「山の日」にちなんで、登山グッズを買ってしまう
山登りをしたこともないのに、セールやキャンペーンにつられ、ついその気になって散財してしまうパターンです。もちろん、購入した登山グッズは一度も使うことはありません・・・。
●失敗2:旅行先で無駄なものをたくさん買ってしまう
お金がもったいないのはもちろん、荷物にもなるのでおすすめできません。
特に、おみやげを買うときは要注意!ほんとうにそれが喜ばれるものなのかしっかり吟味しましょう。
●失敗3:車で遠出する人にありがち!ガス欠のピンチ
せっかくのドライブを台無しにしないためにも余裕を持って給油しましょう。
●失敗4:クレジットカードに頼って現金を持たない
近くにコンビニや銀行がない地域もあるので、いつでもどこでもATMで引き出せると甘く考えるのは危険です。
以上、お盆休みのありがちな失敗談でした。
さて、もうひとつ気をつけたいのが、キャッシングのこと。
キャッシングは祝日や土・日もできますが、近くに銀行やコンビニ、無人機などがなければ、せっかくキャッシングしてもお金を手に入れることができません。
旅先で慌てないためにも、早めに備えておくのが安心ですね。
※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
公開日:2016年8月10日