スマホで金融業界の仕組みが変わる!?

スマホひとつで、簡単にお金が送れる時代はもうすぐそこ!?

日本でも「金融」と「IT」を組み合わせた「フィンテック革命」がいよいよ本格的に動き出そうとしています。

銀行の口座番号の代わりに、携帯電話の番号を使ってお金をやりとりしたり、大手銀行がネット通販事業にかかわる日もそう遠くないと見られています。

新しい金融サービスは、私たちの暮らしにどのように影響するのでしょう。

口座番号がわからなくても送金できる時代が来る!?

近い将来、金融とITがコラボした新しいサービスが誕生する可能性があるのをご存じですか?

例えば、銀行の口座番号の代わりに、携帯電話の番号を使ってスマホでお金を送るシステム。あれば便利だと思いませんか?

このように金融とITを組み合わせたサービスを普及させるために、金融庁が動き出しています。

日本はこれまで「銀行は本業に専念するべし」という考えから、ユニークなサービスが生まれにくい環境にありました。

ところが、欧米ではいま、新しい金融サービスが急速に進み、「フィンテック革命」と呼ばれるほど金融業界が大きく変化しているのです。

フィンテックとは「金融(Finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせたアメリカ生まれの造語で、アメリカやイギリスで急成長を遂げています。なかでも、クレジットカードやポイントカードなど複数のカードをひとつの端末にまとめられるサービスは利便性が高いと人気です。

日本でもフィンテックによるサービスはあります。その代表といえるのが「Facebookで送金」や「LINE Pay」など銀行の口座番号を使わずにお金をやりとりするシステムです。

また、銀行口座やカードと連携し、インターネット上で家計簿を自動作成できる「マネーフォワード」などのアプリ。さらに、個人事業主や中小企業向けのクラウド型会計ソフトの「弥生」などもフィンテックです。

こうした金融サービスをもっと便利に、もっと広く普及しようという動きが、日本においても加速しています。

例えば、先ほど述べた携帯電話の番号を使った送金システムは、相手の口座番号がわからなくても、携帯電話の番号さえわかっていればスマホでお金を送れるので、現金の持ち合わせがなかったり、細かいお金がなかったりしたときに便利です。飲み会などの清算で割り勘にするときなど活躍しそうですよね。

もちろん、実現のためには銀行がスマホのアプリを開発し、利用したい人は携帯電話の番号を登録し、口座番号を紐付けする必要がありますが、一般に普及すると利便性が大きく向上します。

ただ、日本の銀行はこれまで、異業種への参入が厳しく制限されてきました。

そのため、IT技術者のいる一般企業の買収が禁じられ、またアプリなどの開発に詳しい人材もほとんどいないことから、金融サービスの面で欧米に大きな遅れをとっています。

今後は規制緩和によって、銀行がIT企業を買収して子会社にすることが可能になるのではないかと見られています。

大手銀行がネット通販を手がける日は近い!?

銀行の規制緩和は、IT企業の子会社化のみならず、インターネット上のECモールの子会社化にまで及ぶ方針です。これが実現すると、銀行も楽天やyahoo!ショッピングのようにネット通販を手掛けることができるようになります。

ECモールを運営することにより、銀行は出店企業のお金の流れを把握することができるので、企業の経営状態や業績がわかり、融資や審査に役立てることもできます。

ただし、メリットばかりではありません。

最も大きなリスクとして懸念されるのが、サイバー攻撃やシステムトラブルによる個人情報の漏えいです。

銀行の口座番号、クレジットカードの番号、携帯電話の番号などがすべて紐付けされた場合、万が一トラブルがあったときの被害はより大きくなるので、銀行には高度なセキュリティ能力が求められます。

ITの発展とともに大きく変化していく金融サービス。どんな便利なサービスが生まれるのか、これからが楽しみですね。

ちなみに、スマホやPCからキャッシングの申し込みができる「くらべる君」もフィンテックといえます。これからも、皆さまのマネーライフのお役に立てるように利便性の向上をめざしていきます。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2016年1月28日
 
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