脳と衝動買いの切れない関係

ゴールデン・ウイークについ無駄使いをして「お財布がピンチ~!」「次の給料日までキャッシングで乗り切らねば!」という人も多いのではないでしょうか。無駄使いのほとんどが、衝動買いによるものだといわれていますが、心当たりはありますか?
さて、最近「脳」と「お金」の関係についての研究が進んでいます。先日も、NHKの『あさイチ』で、衝動買いをしてしまう理由を脳の働きから分析していました。そのなかで「なるほど!」と思わされたのが、脳を「アリとキリギリス」に例えた分析。脳には、じっくり考えて論理的な判断をするアリの脳(前頭前野外側部)と、快楽や欲望を感じたときに働くキリギリスの脳(線条体腹側部)があるそうで、衝動買いはこのキリギリスの脳が強く働くことによって起こるそうです。
そしてお店や売場には、このキリギリスの脳を刺激するためのさまざまな仕掛けがあります。その代表が、アンカリング効果を利用した値引き。アンカリング効果とは、最初に提示されたものの情報が強く印象に残り、その後の判断に影響することをいいます。最初から5000円のものより、1万円から値引きされた5000円の商品のほうが「安い!」「お得!」と感じますよね。そこでキリギリスの脳がグンと強く働いてしまうのです。そのほか「限定品」や「タイムセール」なども衝動買いを誘発するテクニックといえます。

さて、衝動買いを抑えるいちばんの方法は、即決せずに時間を置いて考えることですが、限定品やタイムセールなどはそうもいきませんよね。そんなときは「ストレンジャーテスト」がおすすめ。これは、買おうかどうか迷っているとき「見知らぬ人から、その金額でその商品を譲ってと言われたらどうするか?」を自分に問いかけるテスト。
例えば、3万円の靴を買おうかどうか迷っているとします。そんなときは、その靴をすでに手に入れていると仮定しましょう。そして、知らない人が「その靴を3万円で譲って」を言われたらどうするか、自分自身に問いかけましょう。靴を取るのか、3万円を取るのか。もし、3万円を取るのだとしたら、購入はやめたほうが無難といえます。

キャッシングも衝動買いと同じことがいえます。きちんとアリの脳を使い、無理のない借入をすることが大切です。
そしてお金を使うときは、それが自分にとって必要なのかを考える習慣を身につけたいですね。自分への「投資」にはしっかりとお金を使い、「浪費」はなるべく避ける。これができれば、あなたの脳はお金を味方につけたといえるでしょう。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2015年5月14日
 
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