高校3年生でキャッシングが可能に!?

「高校3年生でキャッシングが可能に!?」という内容を説明するには、まずあるニュースをお伝えする必要があります。
先日、憲法改正の手続きを定めた「改正国民投票法」が、参院本会議で可決・成立しました。……といわれても、ピンとこない人もいるかもしれませんね。これは、憲法の是非を問う国民投票の投票年齢を、現在の20歳から18歳に引き下げるというもの。法が改正されれば、その4年後には18歳への引き下げが確定します。

そこで問題になっているのが、「国民投票年齢」は18歳に引き下げるとして、では「選挙権年齢」と「成人年齢」はどうするのか、ということです。選挙権年齢は、現在の日本では20歳以上と定められていますが、アメリカやヨーロッパなどの多くが18歳選挙権を認めていて、ある調査によると世界の9割で18歳以上に選挙権があるそうです。若いうちから選挙権を与えることで、若者の意見を政治に反映させるとともに、負担と責任を持ってもらうという考えが世界標準のようです。

それでは、成人年齢はどうでしょうか。現在、日本では20歳以上を成人とします。20歳未満は未成年のため、親による監督・保護、教育、財産管理などが必要とされています。また、お酒や煙草も禁止されています。

「国民投票は18歳でできるのに、国政選挙は20歳からというのはおかしい」という声が挙がっています。さらに、「選挙権年齢が18歳になるなら、成人年齢も同じように18歳にするべきだ」という意見もあります。実際、他国では18歳を成人と定めているところが圧倒的に多いのです。しかし、日本では約70%の人が「18歳はまだ幼い」として成人年齢の引き下げに反対しており、さまざまな問題も指摘されています。

そのひとつが、消費者金融クレジットカードの契約が、保護者の同意なしでも可能になること。18歳というと、高校3年生も含まれます。詐欺被害に遭うことや多重債務に陥るといったトラブルが心配されているのです。その一方で、責任や自覚を持つことで、いつまでも親に頼るのではなく、若いうちから自立してもらおうという声があるのも事実です。

このように成人年齢の引き下げには賛否両論あり、どちらにも短所と長所があります。表面に出てくるのは大人たちの意見ばかりですが、若者たちはどう思っているのか、当事者たちの声ももっと聞きたいですね。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2014年7月31日
 
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