ロンドン五輪のお金の事情

なでしこジャパンをはじめ、競泳や卓球、レスリングなどで盛り上がったロンドンオリンピックですが、その舞台裏で大不評を買った出来事があります。それは、スポンサー問題。

産經新聞によると、ロンドンオリンピック会場で販売されている寿司はわさび抜きで、しょうゆは付かないそうです。その理由は、わさびやしょうゆのメーカー がオリンピックのスポンサーではないからです。スポンサーではない企業の商品を取り締まる通称「ロゴ警察」なるものがあり、しょうゆの袋に非スポンサーの 企業名とロゴが入っているのを指摘したため、しょうゆなしの寿司しか出せなくなったのです。

この厳しすぎる措置に観光客はブーイング、地元消費者団体は「イギリスのイメージが低下する」と猛反対したものの、組織委員会は規制方針は変えないと反論しました。
このオリンピックで、11の巨大企業とイギリス国内の42の企業が支払った協賛金は、21億ドル(約1646億円)といわれています。非スポンサーであるライバル企業の商品やロゴが世界に放映されることを危惧しての規制ですが、異常なスポンサー保護と指摘されています。

近年、オリンピックの商業主義が問題視されています。ターニング・ポイントとなったのは、1984年のロサンゼルスオリンピック。史上初の完全民営化されたオリンピックで、税金を使わず、テレビの放映権やスポンサー料、入場料などで収入をまかなったのです。
オリンピックに多額の費用がかかるのはわかりますが、行き過ぎた規制はフェアプレイー精神に反するように思えるのですが……。

 

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公開日:2012年8月30日
 
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