瀬戸際のギリシャ!ユーロ離脱となるのか?

今回はちょっとカタイ内容ですが、他人事ではないニュースについてです。以前のコラム(第140回)で「ギリシャ危機」についてお届けしたことがありますが、ここのところまた連日のようにギリシャについて報道されています。

これは、6月17日にギリシャで再選挙が行われることによります。選挙の結果しだいで、ギリシャはユーロから離脱してしまう可能性があるのです。そうなると、どうなるのか。ギリシャの通貨は、以前の「ドラクマ」に移行し、財政破たんした国の通貨なので市場価値がなくなってしまうのです。

そのため、ギリシャでは現在、取り付け騒ぎが起こっています。「取り付け騒ぎ」とは、預金者がいっせいにお金を引き出そうとすることで、日本でも山一証券の自主廃業のときに、口座を解約するために顧客が長い列を作ったことがあります。

ギリシャの大統領は「現時点でパニックは起きていないが、パニックに発展する恐れはある」と伝えています。海外メディアによると、5月14日だけで8億ユーロ(約817億円)が引き出されたそうで、そのお金はギリシャ国外の銀行に預けられたとみられています。

ギリシャは、エネルギーの8割を輸入に頼り、また輸出産業は持っていません。そのためユーロから離脱してしまうと、まずエネルギーの確保がむずかしくなります。経済は混乱に陥り、国として機能しなくなり、当然のように国民生活も困難になると心配されています。
ギリシャの選挙とその後の行方で、世界経済は大きく変わっていくといえるでしょう。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2012年6月8日
 
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