日本の慣習が壁!?苦戦する外資系企業

金融とはちがう話題ですが、「プレジデント」に「スーパーの世界ビッグ3はなぜ日本で勝てないのか」という記事がありました。イギリスのテスコ、フランス のカルフール、アメリカのウォルマートといった調達力・小売り技術力にすぐれたスーパーが日本で苦戦を強いられる理由を探ったものです。

これによると、日本独特の食文化に原因があるようです。日本では、食べ物の鮮度と旬を大切にします。ほぼ毎日買い物に出かけるため、店頭には変化を求めま す。そして、もうひとつブランドにこだわることがあります。「肉」「魚」「米」とざっくりと分けるのではなく、産地やブランドなどを見極めて商品を選びます。このため日本には、「週に一度まとめ買いをする」欧米とはちがうユーザーニーズがあるのです。

同じことが金融業界でもいえます。イギリスの大手金融機関HSBCが、日本での富裕層向け金融サービス「HSBCプレミア」を終了すると発表しました。日 本進出からわずか4年での撤退は、日本と欧米の富裕層のちがいにあります。海外では通常、富裕層サービスは40~50代がターゲットとなりますが、日本の 場合は高齢者が中心となります。しかし、高齢者は外資系銀行が提供する個人のライフプランや資産ニーズに応じた商品などに馴染みがないため、敬遠する傾向 にあるというのです。

日本独特の生活スタイルに、てこずる外資系企業は多いようですね。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2012年4月13日
 
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