消費者金融の規制緩和なるか!?

ヤミ金

改正貸金業法が完全施行されて、約1年9カ月。ここにきて、民主党が多重債務者対策を強化した規制緩和を検討するワーキングチームを設置しました。
その理由は、以前から懸念されていた問題が現実化したため。それは、消費者金融などへの規制を強化した結果、お金を借りられなくなり、違法なヤミ金に走る 債務者が増えているとの指摘です。

特に問題になっているのが、総量規制。借金残高が年収の3分の1を超えた人は融資を受けられないため、「借りたくても借りられない人」が増えているとされています。こういった人たちをターゲットに、違法な高金利で貸し付けるヤミ金が横行しているというのです。

たしかに、ヤミ金の摘発は後を絶ちません。東日本大震災の被災者をターゲットにしたヤミ金も問題になりました。ある被災者は、震災により仕事を失ったため、家族を養えなくなりました。しかし、消費者金融から融資を受けられず、すがるようにヤミ金に手を出してしまったといいます。これはほんの一例に過ぎません。

改正貸金業法による規制強化は、成果を上げているとされています。借り入れが5件以上ある多重債務者数は、この5年で171万人から51万へと大幅に減少しています。このため、金融庁は見直しに慎重な姿勢です。しかし、実態はどうなのでしょうか……。

安易に規制を緩和すれば多重債務問題が再浮上する心配あり、ハードルは高そうですが、今後の行方に注目していきたいですね。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2012年3月16日
 
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