「棄捐令」再び!?

クレジットエイジ11月号に、直木賞作家の山本一力さんのインタビューが掲載されています。そのなかで山本さんは「消費者金融の現況は、江戸時代の棄捐令とよく似ている」と指摘しています。 「棄捐令(きえんれい)」とは、生活苦に陥った旗本や御家人を救済するために、幕府が行った借金帳消し令のことです。簡単にいうと、5年前までの借金は帳消しにし、それ以降については金利を下げさせたのです。 そのせいで、廃業に追い込まれた札差(高利貸しも行う米の仲介業者)が続出したそうです。借金が チャラになった武士はラッキーとばかり喜んだでしょうが、それも最初だけ。すぐにお金が必要になり、また借りに行きます。ところが「貸すお金はない」と断られ、ますます生活が苦しくなりました。そして、金融界は大混乱に陥ったのです。 借りたくても借りられない人たちが増えている現在。「直木賞を受賞するまで消費者金融にさんざんお世話になった」というだけあり、山本さんの言葉は「なるほど!」と思わされる説得力ある内容です。   ※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2011年1月14日
 
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