
不満や不安はもちろん、金融機関に対して「なんで!?」と怒りを覚える人もいるでしょう。
それはどこの国でも同じこと。アメリカでは7割の人が「二度と利用しない」と答えているほどです。
といっても、お金が必要なとき、怒ってばかりでは先に進みません。
キャッシングの審査に落ちたとき、するべきことはなんでしょう。
「審査落ちは屈辱的」は万国共通の感情
アメリカ人は、クレジットカードの審査に落ちたときの反応が想像以上に厳しい――。
ZUU online(2016年11月7日)にこんな興味深い記事が載っていました。
審査落ちの屈辱感が強いことは、次の回答結果からもうかがえます。
「審査の通らなかった金融機関自体に悪印象をもつ」→39%
つまり、7割の人が「もうおまえのところでカードなんか絶対に作らないからな!」という悪印象を持つということです。そして、審査落ちのことを家族や友人に言うのが恥ずかしいと感じる人は半数近くにもなりました。
では、審査に落ちたとき、どんな気持ちがするのでしょう。
挫折感→33%
当惑 →32%
立腹 →22%
怒りを感じながらも、自己否定された気分になり、「どうして落ちたんだろう」「これからどうすればいいんだろう」と戸惑う人がほとんどということが明らかになりました。
これは、日本でも同じことですね。審査に落ちると、誰もがネガティブな気持ちになってしまいます。
アメリカは審査落ちの原因を教えてくれる!
日本とアメリカのちがう点は、日本は審査に落ちてもその理由を教えてくれませんが、アメリカでは落ちた理由を明らかにする義務があるということです。
ただ、アメリカ人でそのことを知っているのは49%と半数にも満たないそうです。

アメリカは、クレジットスコア(信用度を数値化したもの)がものをいう社会。
アメリカの場合、クレジットスコアが高い人は低い金利で借りられ、反対にクレジットスコアが低い人は高い金利でしか借りられません。ですから、審査に落ちて次の金融機関に申し込む場合、金利などの条件が悪くなることが多いようです。
審査に落ちたらどうするべきか?
日本の場合、審査に落ちたらどうすればいいのでしょう。金利が多少高くても、すぐに次の金融機関に申し込めばいいのでしょうか。
そこでも落ちたら、また次に申し込む?
それは危険な行為です!
借りられる可能性はほとんどゼロに近いといえます。
審査に落ちると頭に血が昇るかもしれませんが、ひとまず落ち着いて落ちた原因を分析してみることが大切です。
審査落ちの原因を探ってみよう!
自分が審査に落ちた原因を知らないと、審査落ちのループから逃れることはできません。
審査落ちの原因として多いのは以下のとおりです。
心あたりがないときは、自分の個人信用情報を見てみるのもひとつの方法です。
個人信用情報には、契約内容や支払状況などが載っています。
⇒■審査のしくみ信用情報機関とクレジットヒストリー
ほとんどの場合、この2つの信用情報機関を確認すれば、自分の信用情報がわかります。
自分の信用情報をしっかり確認することは、審査落ちを防ぐことにつながります。
■キャッシングの審査に落ちる原因を徹底究明!
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