計画的に無理なく利用

多重債務による事件が後を絶ちませんが、そのなかには利用者の意識が原因になっているものも多いようです。
たとえば、日本弁護士連合会の調査によると、2005年の破産・個人再生の原因は「生活苦・低所得」がトップで、さらに破産を申し立てた人の月収は15万 円未満が65%を占めていました。つまり、格差社会によって貧富の差が広がり、生活のために借金を繰り返し、その結果多重債務に陥ってしまうという図式でした。

ところがその反面、2006年に日本クレジットカウンセリング協会東京センターに相談に訪れた人の多重債務の原因はというと、男性のトップは「遊興・飲 食・交際」で38.8%、2位は「ギャンブル」で33.2%と、遊びや趣味がラインクンされ、3位にやっと「収入減少・失業」28.7%があがります。ち なみに女性は、トップが「収入減少・失業」で36.6%で、2位が「生活費」で22.3%、3位に「ぜいたく品・収入以上の買い物」21.6%となりま す。

消費者金融のハードルが低くなった現在、もっとも危うさをはらんでいるのは20代の若者だという声が聞かれます。というのも、財布のなかに消費者金融の カードを入れ、自分の銀行口座からおろす感覚で無計画に借入を繰り返す人が多いというのです。そのため、自分がいくら借りているのか、月々の返済はいくらになるのかなど、きちんと把握していません。

24時間のATMで簡単に返済できる便利さやネットで簡単に借入できる便利さもまた、こうした行動に拍車をかけています。そのため、ぎりぎりになってようやく自分が多重債務に陥っていることに気づくのです。

消費者金融に限らず、世の中はどんどん便利になっていきます。その便利さに流されず、計画的に、無理なく無駄なく利用するという意識が大切ですね。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2009年1月16日
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