【2017年】老後のために始めたい!誰でもわかる「iDeCo」簡単入門

2017年も残るところ1ヵ月を切りました。
12月中旬は、冬のボーナスシーズン真っただ中ですね。

さて、前回のコラムで、ボーナスを全額貯金にまわすのは、健全ではあるけれど、金持ち的思考ではないとお伝えしました。

金持ち思考の人は、投資にお金を使うことを忘れません。
そこで今回は、いま注目の「iDeCo」について簡単にご紹介します。

「iDeCo」で老後破産を防ぐために

ある調査によると、4割もの人が老後難民になる可能性があるともいわれています。
老後資金をどう作るかは、誰もにとって切実な問題ですね。

老後のための投資として、いまもっとも注目されているのはまちがいなく「iDeCo(イデコ)」でしょう。

最近、あちこちで取り上げられているので、知っている人も多いと思います。

「iDeCo」は「個人型確定拠出年金」の愛称で、個人で積み立てる年金のこと
「iDeCo」には、いろいろなメリットがあるんですよ!

「iDeCo」の3つのメリット

「iDeCo」は公的年金とは別に、自分で積み立てる年金のこと。
老後の資金を少しでも増やしたい人に注目され、加入者が増えています。

2017年度から20歳以上60歳未満のすべての人が加入できるようになりました

「iDeCo」のメリットは大きく3つあります。

<iDeCoのメリット>

  • 1.掛金が全額所得控除される
  • 2.運用益は非課税
  • 3.受け取るときに控除される

3つのメリットを見ると「iDeCo」が税制的なメリットにすぐれていることがわかりますよね。

つまり、節税しながら老後の資金を増やすことができるのです。

メリット1. 掛金が全額所得控除される

「iDeCo」の掛金は、月額5,000円以上で、1,000円単位で決められます。
収入に合わせて無理のない金額を積み立てられるようになっています。

ただし、上限金額は決められています。

<掛金の上限>

  • 自営業:月6万8000円
  • 会社員(企業年金あり):月1万2000円か2万円
  • 会社員(企業年金なし):月2万3000円
  • 公務員:月1万2000円
  • 専業主婦(夫):月2万3000円

「iDeCo」は、上記の掛金がすべて非課税になります。
例えば、1年で24万円(毎月2万円)の掛金を払ったとしましょう。
すると7万2000円もの税金が戻ってくるのです。(※税率30%の場合)

これをただ貯金した場合と比べてみると・・・

●普通預金
240,000円の貯金 → 240,024円(金利0.01%)

●iDeCo
240,000円の掛金 → 312,000円(税率30%)

つまり、毎月貯金する余裕があるのであれば「iDeCo」に加入したほうが、断然お得なのです。

メリット2. 運用益は非課税

投資は、一般的に利益に応じて税金を支払わなくてはなりません。
ところが、「iDeCo」は運用益非課税のため、利益が出ても税金を支払う必要がありません

メリット3. 受け取るときに控除される

60歳になり「iDeCo」を年金として受け取るときは、2種類の受け取り方ができます。

●年金
●一時金

年金として受け取るときは公的年金等控除、一時金として受け取るときは退職所得控除の対象になります。

「iDeCo」のデメリット

メリットが大きい「iDeCo」ですが、デメリットもあります。

<iDeCoのデメリット>

  • 1.60歳まで引き出しできない
  • 2.元本保証がない
  • 3.月々の口座管理料がかかる

「iDeCo」はあくまでも老後資金専用なので、60歳までは引き出しができません。
それがいちばんのデメリットかもしれませんね。

ただし、嬉しい側面も!老後資金だからこそ「iDeCo」は差し押さえが禁止されているのです。

また、「iDeCo」には、投資の仕方によっては掛金を下回ってしまうこともあります。

さらに、毎月の手数料167円+口座管理料がかかります。口座管理料は金融機関によってちがいます。

「iDeCo」を始めるための最初の一歩は?

「iDeCo」は、証券会社や銀行などの金融機関でiDeCo口座をつくります。
大切なのは金融機関選びです。

なぜなら、口座管理手数料は金融機関によってちがってくるからです。
また、口座管理手数料とは別に、信託報酬(運用管理費)がかかります

信託報酬は、総資産に対して○%と設定され、金融機関や商品によってちがってきます。
「iDeCo」は、老後までの長期戦となる投資なので、トータルでかかる費用はばかになりません。

<iDeCoにかかる費用>

  • ●加入時にかかる費用
    ・手数料:2,777円
    ※このほか、金融機関によって別途手数料がかかることがあります。
  • ●継続してかかる費用
    ・国民年金基金連合会手数料:月額103円
    ・事務委託先金融機関手数料:月額64円
    ・口座管理手数料:無料~月額500円程度
    ・信託報酬(運用管理費):金融機関、商品によって異なる

「iDeCo」の運用方法

「iDeCo」は老後資金専用ですが、老後のための貯金とはちがいます。
ただ積み立てればいいのではなく、自ら運用しなくてはいけません

金融機関が用意した運用商品のなかから、どれを選ぶのか自分で決めるのです。
運用商品は定期預金、投資信託、保険などがあります。

  • 元本確保型 → 定期預金、保険
    リスクが低く、基本的に元本割れになることはありません。
    ただし、低金利の現状だと資産を増やすことは期待できません。
  • 元本変動型 → 投資信託
    投資家から集めたお金をもとに、ファンドマネージャーが株や債券などに投資・運用します。
    運用しだいで、元本が増えたり減ったりする可能性があります。

「お金」にもっと興味を持とう!

以上、簡単ではありますが「iDeCo」の基本情報をお届けしました。
投資のメリットのひとつに、「お金」について学べることがあります。

普段は何気なく使っているお金でも、投資を始めるとお金の流れや世の中の動きが気になるもの。
お金について関心を持つことも、お金持ちの第一歩といえるでしょう。

*参考(最終閲覧日:2017年12月1日)
iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)
http://www.dcnenkin.jp/
公開日:2017年12月7日
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