離職票をチェックして、損をしない退職を!

春は出会いと別れの季節。会社でも、入社する人と退職する人がいます。退職理由は、定年の場合もあれば、転職、あるいはリストラということもあるでしょう。退職するときは、離職票のチェックを忘れずに!そうしないと、のちのち大損することになるかもしれませんよ。

退職するとき、「雇用保険被保険者離職者票」というものを会社から渡されます。これがいわゆる「離職票」です。ここには離職理由が書かれているので、その 内容を必ずチェックしましょう。離職票に書かれる離職理由は主に、「1.事業所の倒産等によるもの」「2.定年、労働契約期間満了等によるもの」「3.事 業主の働きかけによるもの」「4.労働者の判断によるもの」があります。

リストラなど会社都合で退職する場合、「3.事業主の働きかけによるもの」の「(1)解雇(重責解雇を除く)」または「(3)希望退職の募集又は退職勧 奨」にチェックが入っていれば問題ありません。この場合、会社都合となるので「特定受給資格者」という扱いになります。「特定受給資格者」になると、失業 保険の給付制限期間(最長3か月)がなくなり、7日間の待機期間ののちすぐに給付を受けられ、さらに給付日数も長くなるのです(ただし、雇用保険に加入し て1年未満の人や、5年未満で45歳未満の人の給付日数は変わりません)。

ところが稀に、会社都合の退職にもかかわらず「4.労働者の判断によるもの」になっているケースがあります。この場合、自己都合という扱いになるため、上記のような措置は受けられません。

「会社都合にすると、会社のイメージが悪くなる」と考え、自己都合扱いする会社もあるので、離職票の離職理由が正しいかどうか確認することが大切です。
リストラが深刻化する現在、次のステップへと進むためにも、その辞め方で損をしないかどうかしっかり見極めましょう。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2013年3月29日
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