【2016年】誰でもわかる!トランプノミクスとアメリカ経済

2016年の流行語大賞にもノミネートされた「トランプ現象」。
下馬評をひっくり返し、アメリカの次期大統領に決まったことで、「トランプノミクス」という言葉が聞かれるようになりました。

トランプノミクスで期待されることは?そして、懸念されることは?

最も気になるのが、日本への影響ですね。
今回は、トランプ大統領の経済政策についてわかりやすくまとめてみました。

これだけは押さえておきたい!トランプ氏の経済政策

日本でも連日のように報道されているアメリカの次期大統領・トランプ氏。
ところで、トランプ氏の政策と聞いて思いつくのはなんでしょう。

 ・メキシコとの国境に壁を作り、メキシコに費用を出させる
 ・イスラム教徒の入国を拒否する
 ・不法移民を強制送還する
 ・日本に米軍駐留費をもっと負担させる

広く知られているのは、このようなことだと思います。

過激な発言が目立ったため、トランプ氏がどのような経済政策を掲げていたのかはあまり知られていなかったようですね。

ところが、トランプ氏が“まさか”のアメリカ次期大統領に決まり、その経済政策もにわかに注目されるようになりました。

といっても、ただでさえ難しい政治経済のこと。海外のことならなおさらですよね。

そこで、経済評論家・岡田晃さんのコラム「経済ニュースの”ここがツボ”(マイナビニュース)」を参考に、トランプ氏の主な政策をピックアップしてみましょう。

<トランプ次期大統領の主な政策>

【税制・財政政策】
 ・10年間で1兆ドルのインフラ投資
 ・連邦法人税率を35%から15%へ
 ・個人所得税の引き下げ

【通商・貿易政策】
 ・TPP脱退
 ・メキシコに35%の関税

【規制緩和】
 ・シェールオイル、天然ガスなどエネルギー緩和
 ・金融規制緩和

【移民政策】
 ・移民の入国規制の強化
 ・メキシコとの国境に壁を建設

意外!?トランプノミクスに期待する声が!

over23_work-minトランプ氏の国内経済政策で注目されているのが、大幅なインフラ投資に加え、法人税と個人所得税の減税です。

トランプ次期大統領の誕生に戦々恐々とする人がいる反面、トランプノミクスにより景気が良くなるのを期待する声も高まっているそうです。

特に、トランプ氏を支持した低中所得者層が恩恵を受ける可能性が高いともいわれています。

トランプ次期大統領とレーガン元大統領の共通点

トランプ氏が打ち出した減税と規制緩和の組み合わせから、1980年代のレーガン大統領による「レーガノミクス」との共通点を指摘する声が多く聞かれます。

レーガン大統領もまた、減税と規制緩和によってアメリカ経済を成長させました。その結果、GDPと株価がアップ。一方で、経常赤字と財政赤字の「双子の赤字」を生み出してしまいました。

ただ、当時と現在ではアメリカの景気動向はまったくちがいます。
レーガン大統領のころは、不況とインフレで経済が低迷していました。

反対に、現在は不況ではなく、デフレが懸念されています。
そういえば、トランプ氏とレーガン氏のもうひとつの共通点として、政治家出身ではないことがあります。

レーガン氏は元ハリウッド俳優。人気はありましたが、当初はトランプ氏と同じく泡沫候補でした。ふたりを重ね合わせる人が多いのは、こんな事情もあるのです。

実は失業率は高くない!アメリカの雇用事情

over23_worker-minアメリカ大統領選のニュースで、「移民に俺たちの仕事を奪われた」と訴える低中所得者層を目にしたと思います。彼らは、「だからトランプ氏を応援する」とインタビューに答えていましたね。

ところが、いまのアメリカの失業率は5%を下回っています。
日本は約3%ですから、日本に比べれば高いように感じるかもしれません。

ただ、アメリカで5%という数字はかなり低い水準で、働く意志がある人はほぼ仕事を見つけられる状態だといわれています。

アメリカでいま問題になっているのは、仕事があるかないかよりも、賃金にあります。つまり、富裕層との格差がますます広がっているのです。

この格差が埋まれば、トランプノミクスはある程度評価されると見られています。

2017年、トランプ第45代大統領が誕生!

11月18日、各国の首脳の先陣を切る形で、安倍首相とトランプ氏の会談が行われました。
トランプノミクスとアベノミクスはどのように影響しあうのでしょう。

いまのところ、さまざまな意見があります。日本経済にプラスに働くと主張する人もいれば、大打撃になると予想する人もいます。

明らかになるのはこれからです。
トランプ氏が大統領に就任するのは、2017年1月20日

在日米軍やTPPをはじめ、日本とアメリカの諸問題が今後どうなっていくのか、しっかり見つめていきましょう。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2016年11月24日
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