韓国のマイクロファイナンス

日本でもマイクロファイナンスに興味を持つ人が増えているいます。
実は近年、お隣の国・韓国でも、このマイクロファイナンスの広がりは活発になっているそうです。
少しおさらいすると、マイクロファインスは、銀行の融資を受けられない貧困層に、少額の融資などの金融サービスを提供することで経済的自立をサポートするものです。

韓国初のマイクロファイナンス機関は「ジョイフル・ユニオン」です。2000年にグラミン銀行(第35回コラム参照)の韓国支部として設立されました。
「ジョイフル・ユニオン」の設立当時、韓国の経済は行き詰まっていました。アジア通貨危機の影響で貧困層と失業者が増え、さらに金融機関がばらまいたクレジットカードの影響により多重債務者も急増したのです。
そういった経済背景のなか設立された「ジョイフル・ユニオン」を筆頭に、現在ではおよそ30のマイクロファイナンス機関があるそうです。

また韓国の特徴として、政府もマイクロファインスに力を入れていることが挙げられます。2009年には政府主導の「美少金融計画」がスタート。現在では35店舗の「美少金融」あるそうです。
さらに、世界的な金融危機を受けて、韓国政府と韓国シティバンクは、マイクロファイナンス機関への支援を強化。政府は、店主や商人を対象とした融資のため に73万ドル(6500万円)を割り当てると発表。シティバンクは、前述の「ジョイフル・ユニオン 」への財政支援を138,000ドル(1230万円 )増やしました。
韓国政府のマイクロクレジット予算は、過去1年間で150万ドルから950万ドルへと急増しています。こうした取り組みにより、持続可能なマイクロファイ ナンスを作りあげようとしています。日本の政府にも、ぜひがんばってもらいたいところです。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2010年7月2日
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