マイクロファイナンスについて

日本でも最近、マイクロファイナンスに興味を持つ人が増えているようです。マイクロファイナンスとはその名の通り、小規模金融のことです。

これは、以前にもご紹介したグラミン銀行(第35回コラム)に代表されるように、貧困者に小口の融資をすることで彼らの自立をサポートすることを目的とし ています。貧困者が自らお金を稼げるようにすることで、貧困社会をなくそうというのです。

発展途上国は雇用機会が少なく、労働者の多くは自営業か家族経営で生計を立てています。そのため、小口の事業資金を融資することは、安定した生活に直結するのです。

マイクロファイナンスによって支援を行う組織をMFI(マイクロファイナンス機構)といい、世界各国には7000以上あるそうです。そのなかには、グラミン銀行のような特殊銀行をはじめ、非政府組織、商業銀行などがあります。
意外なのは、利息が案外高いということです。これは、もちろん貸し倒れリスクという側面もありますが、なにより融資対象者の信用調査や追跡調査、回収などにコストがかかるからです。

マイクロファイナンスを知る上でもっとも重要なことは、ボランティアではなく利益を生み出すということです。
そのため新しい投資の形として注目され、証券会社でも商品として扱っています。

マイクロファイナンスは、通常の融資を受けられない貧困者が対象となっています。もし、マイクロファイナンスがなければ、多くの人が暴利な金利で借りるか、餓えに苦しみ続けるしかありません。
今の日本の金融社会と共通点があると思いませんか?

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2010年5月21日
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