日本アソシエイツ・ファイナンシャル・サービス、日本アブコ・ファイナンスを買収

1986年1月1日

米系事業者の日本における事業展開ノウハウ不足により、アメリカのアブコ・ファイナンス社などが日本市場より撤退する際、日本アソシエイツ・ファイナンシャル・サービス(後のアイク)は債権買収を行い、規模を拡大していった。
同時期に参入した外資系消費者金融会社のなかで生き残ったのは、唯一日本アソシエイツ・ファイナンシャル・サービスだけである。

なぜ、日本アソシエイツ・ファイナンシャル・サービスが数ある外資系消費者金融会社のなかで、唯一日本に残ることのできたのか。理由は2つある。
1つは、アソシエイツ・コーポレーションの日本進出担当だった、ホリエ氏が日本人社員への大幅な権限委譲や日本的雇用の尊重などに努め、長期的な視点をもって、日本市場の開拓に尽力したことが挙げられる。
もう1つは、地方の優良な中小企業の買収を積極的に行い、それを通して債権ポートフォリオの地理的偏りを是正し、かつ各地域の情報センターへの加入要件を満たしながら、日本の消費者金融のノウハウを吸収していったことが挙げられる。

参考
理解されないビジネスモデル消費者金融 P92
消費者金融市場の研究 P88-89