アコムが、消費者金融業界初となる現金自動貸付機を独自に開発・設置し、年中無休・24時間稼動を開始

1973年8月1日

日本初の自動貸付機導入に始まった1970年代の前半は、消費者金融業自体がそれまでの古い業態を捨て、近代産業へと変革していく過渡期であった。

 

機械化・コンピュータ化という側面では、アコム(サラリーロ-ン)が常にその先陣を切っていた。
1968年:業務効率化のためにオフラインのコンピュータを各支店に導入
1970年:独自開発の現金自動貸付機(2万円の貸付のみ)を導入
1973年:業界初の現金自動貸付機(キャッシュディスペンサー)を導入
1974年:本社と支店を結ぶ、第1次オンラインシステム稼動
1979年:業界初の現金自動出納機(ATM)を導入

 

この時期は、外資系消費者金融会社や信販、クレジット、流通系等、多方面のノンバンク系金融・ローン会社が、消費者金融市場へ相次いで参入し、本格的な競合が始まった時期でもある。キャッシュディスペンサー・ATMの導入をはじめ、サラリーローンがシステムのコンピュータ化に注力したのは、業務の合理化はもちろん、利便性と企業イメージを高めることによって顧客満足度を上げ、他社との競合に打ち勝っていくためであった。また、1970年ごろから、銀行のキャッシュディスペンサー・ATM化が進み、機械の価格が大幅に下がってきたことも好都合だった。

 

 

参考:理解されないビジネスモデル消費者金融 P34

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