延滞?自己破産?ブラックリストに載ったらするべきこと5カ条

キャッシングの審査に落ち続けたり、ローンが組めなかったりすると、「もしかしてブラックリストに載ったかも?」と不安になりますよね。

ブラックリストに載ると、お金が借りられなくなったり、クレジットカードが使えなくなったりと、確かに不便なことだらけです。でも、だからといって人生が終わるわけではありません。

そこで、ブラックリストに載ったときにするべきことをご紹介します。

ブラックリストに載る原因

ブラックリストに載るというのは、消費者金融や銀行カードローン、クレジットカード、ローンなどの信用情報に事故情報がつくことをいいます。

いちばん多い原因は延滞です。

<ブラックリストに載る原因>

□支払の延滞
□多重申込(申込ブラック)
□携帯の分割払いの延滞
□自己破産
□個人再生
□任意整理
□特定調停

誤解している人が多いのですが、現在は過払い金の請求をしてもブラックリストには載りません。

※2010年までは「コード71」の表記で信用情報に載りました。

ほんとうにブラックになったのか確認する

「ブラックリストに載ったかも?」と思ったら、まずはほんとうにブラックリスト入りしたのかどうか確認しましょう。自分の信用情報は、簡単に確かめることができますよ。

信用情報機関には次の3機関があります。

<CIC(シー・アイ・シー)>

主にクレジットカード会社が加盟。そのほか消費者金融、信販会社など。

<JICC(日本信用情報機構)>

主に消費者金融が加盟。そのほかクレジットカード会社、保証会社など。

<KSC(全国銀行個人信用情報センター)>

銀行、信金、農協などが加盟。

事故情報は、3つの機関で共有しています。

自分の信用情報を確認することを「情報開示手続き」といいます。ここでは、主に消費者金融が加盟しているJICC(日本信用情報機構)を取り上げ、スマホからの手続き方法をご紹介します。

<スマホでの情報開示手続き方法>

1.スマホで専用アプリをダウンロードする

QRコード等はコチラから

2.アプリを起動し、JICCにメールアドレスを送信する

3.JICCからメールでパスワードが送られてくる

4.パスワードを入力し、氏名、生年月日など必要事項を入力する

 運転免許証など本人確認書類を撮影し、画像データを送信する

5.開示手数料(税込1000円)の支払い方法を選択する

 クレジットカード、コンビニ、金融機関ATM、オンラインバンキング ※ブラックリスト入りすると、クレジットカードは使えなくなるため、他の方法を選択

6.現住所にJICCから開示結果が簡易書留で郵送される

※開示結果は、申込みから1週間~10日ほどで送られてきます。

※スマホ以外に、郵送による手続き方法と窓口での手続き方法があります。

ブラックかどうか!?JICCの開示報告書の見方

次に、ブラックかどうか確かめるために、JICCの開示報告書のどこを見ればいいのかご説明します。

<ファイルD>
信用情報記録開示書の「ファイルD」の右端に「異参サ内容 異参サ発生日」という項目があります。ここに「延滞」や「破産申立」などが記載されていればブラックリスト入りしていることになります。
<ファイルM>
信用情報記録開示書の「ファイルM」には「支払遅延の有無情報」「注意情報」という項目があります。
ここに、延滞情報や法的手続きの情報が載っていればブラックリスト入りしている可能性大です。

JICCの開示報告書には、直近1ヵ月の支払い情報しか載っていません。※過去に延滞を繰り返したことが原因と考えられる場合は、CICの情報開示も併せて申し込むとより確実です。

ブラックリスト入りを悲観しすぎない

ブラックリストに載ったことを必要以上に悲観するのはやめましょう。

信用情報機関の情報は自分で見ることはできますが、他人が見ることはできません。ですから、ブラックリストに載っても、第三者に知られることはないと考えていいでしょう。

「家族に迷惑をかけるのでは?」と思う人もいるようですが、家族への影響もありません。基本的には就職活動にも影響はありませんが、就職希望先が金融機関の場合は不利に働く可能性があります。

また、ローンカードやクレジットカードは利用できなくなりますが、銀行のキャッシュカードはこれまで通り使えます。

マネーライフを見直すチャンスと考える

ブラックリストに載ったからといって、人生が終わりになるわけではありません。

もちろん、ブラッリストに載るとキャッシングやクレジットカードが利用できなくなり、不便な生活になるかもしれません。特にいまは家賃や光熱費、携帯電話、インターネット使用料などをクレジットカード払いにしている人が多いので、最初はかなりの不便を感じるかもしれません。

ブラックリストに載っているあいだにぜひしたいのが、自分のマネーライフを見直すこと。ブラックリストに載るということは、お金の使い方にどこかまちがいがあったということになります。

原因をしっかり見極めないと、ブラックリストから消えてもまた同じまちがいを繰り返すことになりますよ。

無駄遣いをしない習慣をつける

「金持ちになる男、貧乏になる男」を書いたスティーブ・シーボルトは、お金持ちになれるかどうかは、お金に関する知識ではなく、お金に対する考え方だと説いています。

では、具体的にどうすればいいのかというと、お金の価値をきちんと考えることです。それができれば、無駄遣いしない習慣が身につくはずです。といっても、お金を使ってはいけないというのではありません。

例えば、100円を使うとき、そこに100円分の価値があるかどうか考えるようにしましょう。

ATM手数料を例に挙げてみます。

土日や祝日、夜間などにお金を引き出すときや、ちがう銀行口座から引き出すとき、ほとんどの場合108円や216円のATM手数料がかかります。108円のATM手数料を払っても何も残らないし、何も手に入りません。それを無駄と考えるのか、利便性にお金を払っていると考えるのか、それは人それぞれちがうでしょう。ただ、ブラックリストに載ってしまうのは「たかが100円」と、深く考えずに支払ってしまう人が多いようです。

それと同様に、コンビニのついで買い、セールの衝動買い、ドリンクの購入などがあります。この無駄遣いの習慣が積もり積もって、貧乏生活まっしぐらになってしまうのです。

お金になりそうなものは売る

ブラックリストに載ると、キャッシングすることがむずかしくなるため、現金不足に陥ります。家にお金になりそうな物が眠っていれば、インターネットオークションで売りましょう。

ブランドバッグや洋服、フィギュアやアニメグッズなど、インターネットオークションなら意外と買手がつきますよ。

多重債務者は債務整理を考えるタイミング

延滞を繰り返してブラックリストに載った場合、新たな借入ができなくなります。でも、借金の返済はこれまでどおりしなくてはなりません。

借金を返すための借金をしていた人は、ブラックリストに載ることで返済ができなくなってしまう可能性があります。それは明らかに多重債務に陥っている証拠!

特に年収が少ない人は、総量規制(年収の3分の1までしか借りられない)ギリギリまで借りると、かなり生活が厳しくなってしまうといわれています。危険なのは、ブラックリストに載ったため借金の返済ができなくなり、闇金に手を出してしまうこと。闇金に手を出すと、多重債務から抜け出せなくなります。そうなる前に、債務整理を検討することをおすすめします。

債務整理には、大きく分けて3種類あります。

<任意整理>
裁判所を通さず、弁護士や司法書士が債権者と個別に交渉し、借金が返済できるような金額や返済方法を決めます。

【主なメリット】

・債権者からの催促がストップする

・利息がカットされる

・裁判費用がかからない

【主なデメリット】

・借金が免除されるわけではない

・債権者との和解が成立しないこともある

<個人再生>
裁判所を通して借金を減らす手続きで、残額は分割払いをしていきます。

【主なメリット】

・債権者からの催促がストップする

・借金を大幅に減らせる

・家や車などを残せる

【主なデメリット】

・安定した収入があることが原則

・手続きに時間と費用がかかる

・官報に掲載される

<自己破産>
裁判所に破産申立書を提出し、借金を免除してもらう手続きです。

【主なメリット】

・債権者からの催促がストップする

・ほとんどの借金がなくなる

・誰でも手続きできる

【主なデメリット】

・警備員など一部の職に就けなくなる

・家や車などの資産を処分しなくてはならない

・官報に掲載される

債務整理はメリットだけではありません。きちんとデメリットも理解したうえで、専門家と相談することをおすすめします。

まとめ:ブラックリスト入りしたときの5カ条

1.自分の信用情報を確認する
2.必要以上にブラックリスト入りを悲観しない
3.これまでのマネーライフを振り返り、改善点を見つける
4.無駄遣いしない生活習慣を身につける
5.多重債務の場合は債務整理を考える

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2018年8月23日
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