
あと1ヵ月足らずで新年度がスタートしますね。就職や転勤、引越など新年度を控えたこの時期は、何かとお金がかかります。そんなときキャッシングは便利ですよね。ただ、いくら便利で手軽でも「キャッシング=借金」です。
場合によってはキャッシングをしてはいけないこともあります。
今回は、お金を借りてはいけない5つのケースをご紹介します。
1.返済する目途がない
キャッシングは、無理のない範囲内で、計画的に利用してこそ初めて便利なものです。
返済できないキャッシングはとても危険です。もし、使い道が「他社への返済」であればなおさらです。返済のためのキャッシングは、多重債務者への道まっしぐら!一度、立ち止まりましょう。
返済できない場合、最初にしなくてはならないのは、金融機関への連絡です。

場合によっては、返済日を遅らせてくれたり、利息だけの支払いで済ませてくれたりすることもあります。もし、数ヵ月先もずっと返済する目途が立たないときは、ひとりで悩まずに各種相談窓口に相談しましょう。
2.無職で収入がない
どこの金融機関もお申込みの条件として、安定・継続した収入があることを挙げています。
多くの金融機関では、安定・継続した収入があれば、パートやアルバイト、派遣・契約社員でもOKとなっていますが、なかには正社員のみとしているところもあります。

無職でもお金を借りる手段はあります。例えば、生命保険に入っていれば「契約者貸付」といって、保険会社から低金利でお金を借りる方法があります。また、月10万円の給付金を受け取りながら職業訓練を受けられる「職業訓練受講給付金」、国から無利子または低金利でお金が借りられる「生活福祉資金貸付制度」もあります。どちらも条件があるので、当てはまるかどうか確認しましょう。
■無職でもお金を借りられる?ヤミ金に手を出す前に!
3.虚偽の申告をする
キャッシングの申込時に、虚偽の申告をするのももちろんやってはいけません。

その際は一括返済を求められたリ、強制解約になったりします。また、他人の名義を使ったり、書類を偽造したりした場合は、詐欺罪になります。
「審査に通るかどうか不安」そんな人は、まずは「くらべる君の匿名簡易審査」を試してください。完全匿名で、簡単な項目を入力するだけで、借りられる企業が一覧でわかります。もちろん完全無料なので、安心してご利用いただけます。「くらべる君の匿名簡易審査」を使えば、虚偽の申告なんてする必要はありませんよ。
■【名義貸し】キャッシングの名義を使われたらどうなるの?
4.ヤミ金から借りる
最近は正規業者を装うヤミ金が増えているので、知らずにヤミ金から借りるケースが問題になっています。

「ヤミ金でもいいから借りたい!」という考えは絶対にいけません。一度手を出すと、個人情報が名簿となって出回り、次々にヤミ金のターゲットにされます。
5.知り合いから借りる
どこからもキャッシングできないからといって、友人・知人から高金利で借りるのも危険です。個人の貸付は違法ではありませんが、金利の上限は定められています。
金利の上限:年109.5%
この場合、10万円を1年間借りたとすると、利息だけで10万9500円。つまり、20万9500円にして返さなければいけないことになります。かなりの高金利ですよね。ただ、これは出資法による金利で、実際は個人間でも利息制限法が適用されるケースが多いようです。
10万円未満:年20%
10万~100万円未満:年18%
100万円以上:年15%
つまり、個人間でもキャッシングと同じ上限金利です。
「それなら知り合いから借りよう」と考えるかもしれませんが、個人間のお金の貸し借りはトラブルにつながり、人間関係を壊してしまうことも……。安易にお金を借りるのはやめましょう!
■個人で貸して利息を取ったら違法?