「名義貸し」の罠

親しい友達から「ちょっと名前貸してくれる?」「あなたの名前でカード作ってほしいんだけど」「少しのあいだ保険証貸してくれない?」などと言われたら、あなたはどうしますか?
相手は、仲の良い友達。絶対に迷惑はかけないと言うし、なにやらかなり困っている様子。ついつい「いいよ」と答えてしまう人もいるのではないでしょうか。けれど、ちょっと待ってください。軽い気持ちで名前や保険証などを貸す行為、これを「名義貸し」といいます。

実はこの名義貸し、社会問題にもなっているのです。
特に今、トラブルが頻発しているのは携帯電話の名義貸しで、たくさんの高校生が被害にあっています。友達や先輩に「料金は払わなくていいから」「キャン ペーン中だから」などと頼まれ、気軽に携帯電話の契約に名義を貸してしまうのです。また、街でキャッチに「謝礼をあげるから」などと声をかけられ、契約書 にサインしてしまうケースもあります。そして後日、何十万円という請求がくるというワケです。

さて、キャッシングでも名義貸しは大きな問題となっています。
消費者金融会社にとって契約したのは、あくまでも契約書に名前のあるあなたです。いくら「名前を貸しただけ」「友達に頼まれた」「お金を借りたのは友達だ から」と言っても通用しません。もし、そんなことが通用すれば「契約」というもの自体が成り立たなくなって、世の中はめちゃくちゃになってしまいますね。 契約をした人のところに請求書が来て、契約をした人が契約どおりに支払いをするのは当然のことです。

それでは、「自分が借りたんじゃないから」と、支払いを放っておいたらどうなるでしょう。あなたのもとには支払いを催促する電話や書類が来ます。それでも 放っておくと、いわゆるブラックとして信用情報機関にあなたの名前が登録されてしまうのです。
お金も社会的信用も失ってしまう、それが「名義貸し」の罠なのです。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2007年3月2日
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