新たな手口「金貨金融」が急増!

最近、新たなヤミ金として横行しているのが「金貨金融」です。その手口は、金貨を代金後払いで市場価格よりも高額で買わせたうえ、換金できる貴金属店を紹介します。顧客は金貨を貴金属店で換金しますが、当然購入金額よりも低い価格にしかなりません。その差額分が業者の利益となるわけです。

実はこうした取引は「金の売買」とされ、これまで法規制を逃れてきましたが、今年1月に札幌簡裁が民事訴訟で「取引は実質上、金銭消費貸借契約にあたる」との判断を示しました。つまり、金貨の取引は融資にあたり、金貨の差額分は利息にあたるというわけです。

そしてその半年後、金貨金融で全国初の摘発がありました。発表によると、スポーツ新聞などに「ブラックな方でも可」と広告を載せて金貨取引を装い、215人に約7500万円を貸し付け、約1870万円の利息を受け取っていました。最大で法定利息の83倍もの取引を行っていたとのことで、顧客のなかには多重債務者のほか、公務員や大手企業の社員なども含まれていたそうです。

国民生活センターによると、金貨金融のトラブルは増加傾向とのこと。十分な注意が必要です。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2011年7月29日
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