【2019年】最新詐欺情報!「平成最後」を狙った新手の詐欺が横行中!

4月1日に新元号が発表され、5月からは新元号が施行されます。

平成もあと1ヵ月ちょっととなりましたが、そんななか、改元を口実にした新たな詐欺が続出しています。このコラムでも何度もお伝えしているように、詐欺はいたちごっこのように次々と新しい手口でターゲットを狙っています。

今回は、これまでお届けしていない最新の詐欺情報をご紹介します。

改元詐欺

今年5月に新しい元号になりますね。新しい元号が何になるのか連日話題になっていますが、そんなタイミングを狙って、改元を口実にした新たな詐欺が報告されているのをご存じですか?

全国銀行協会の名を騙った詐欺で、「5月1日からの元号改正による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用カードに変更することになった」という内容の書類が郵送されてくるという手口です。

同封されている用紙に暗証番号などを記入し、使用中のキャッシュカードと一緒に返送するよう指示する文言が書かれています。ご丁寧にも(?)、切手が貼られた返信用封筒が同封されているため、なかには疑いを抱かずに手軽に返信してしまう人もいそうです。返送先は、「お客様センター」と「集荷センター」の2パターンがあり、実際は東京都内にある2ヵ所のビルでした。

この偽の書類が郵送されてきたのはいずれも高齢女性の家で、犯行グループは個人情報が記載された名簿を持っていると見られています。ということは、名簿をもとにこれからも詐欺グループからターゲットにされる可能性が高いということ。本人はもちろんですが、家族も十分に気をつける必要がありそうです!

また、先日、16歳の少年が逮捕されたのも、この改元詐欺によるものです。

少年は郵便局員になりすまして、70代女性の家に「元号が変わるのでキャッシュカードを新しくする必要がある」「郵便局員がキャッシュカードを取りに行く」などと電話をして、キャッシュカードを騙し取ろうとしました。

幸いなことに、不審に思った女性が警察に相談し、女性宅を訪れた少年が取り押さえられたため事件は未遂に終わりましたが、警察は新しい手口の振り込め詐欺として警戒を強めています。

<撃退ポイント>
! 全国銀行協会の職員が暗証番号を聞くことはない。
! 銀行員や郵便局員が暗証番号を聞くことはない。
! 少しでも不審に思ったら警察か家族に相談する。

東京オリンピック詐欺

改元詐欺と似ていますが、こちらは「東京オリンピック」を口実にした手口です。先日、詐欺グループの2人が逮捕されました。ちなみに犯人は、高校3年生の男子と20歳の男です。

詐欺の手口は、銀行員を装って高齢の男性宅に電話をかけ、「東京オリンピックに向けて外国人犯罪が増える恐れがある。そのため、古いキャッシュカードを回収している」などと言い、キャッシュカードを騙し取りました。その後、男性の口座から100万円を引き出した疑いです。

東京オリンピックまで、こうした詐欺は横行し続けると予想されます。

特に、高齢者は要注意!

家族に高齢者がいる方は、キャッシュカードや暗証番号の取り扱いについて日頃からよく話しておきましょう。

<撃退ポイント>
! 銀行員がキャッシュカードを取りにくることはない。
! 銀行員が暗証番号を聞くことはない。
! 少しでも不審に思ったら警察か家族に相談する。

Googleマップ悪用詐欺

日本だけでなく、アジア太平洋地域において深刻な問題になっているのがGoogleマップ悪用詐欺。もともとは、インドで多かった詐欺です。

Googleマップって便利ですよね。皆さんもよく利用しているのではないでしょうか。Googleマップには、いろいろなお店や施設などの情報が載っていますね。

これはGoogleマイビジネスというサービスで、お店のオーナーなどが情報を登録できるようになっています。ところが、この情報は第三者でも情報の修正を提案できるシステムになっているのです。そこで、悪意ある人が銀行の電話番号を書き換え、銀行だと思って電話をかけてきた人に暗証番号や口座番号などを聞き出すという犯罪が行われています。

この手口は「リバースヴィッシング」を呼ばれています。

ヴィッシング(Vishing)は「電話音声」と「フィッシング詐欺」を組み合わせた造語で、電話などの音声を使ったフィッシング詐欺のことをいいます。いままではターゲットに電話をかけていたのですが、これは詐欺グループが電話を受けることから「リバース」がつけられています。

特にスマホの場合、タップするだけで電話がつながってしまうのでリスクが高いといえるでしょう。被害に遭わないためには、Googleマップ上の情報を鵜呑みにしないことです。

<撃退ポイント>
! Googleマップ上の情報を鵜呑みにしない。
! 公式サイトなどの情報も併せて確認する。
! 銀行員や郵便局員が電話で暗証番号を聞くことはない。

確定申告詐欺

確定申告受付期間のこの時期、国税庁や税務署を装ったメールの送信が報告されています。

「還付金のお知らせ」や「受取口座確認」などの名目で、氏名や生年月日、口座番号、暗証番号を入力して返信するように促すメールのほか、マイナンバーを聞き出すケースもあるようです。さらに、添付ファイルを開かせてウイルス感染させる手口もあります。

少しでも怪しいと感じたときは、国税庁や税務署に電話をして確認しましょう。
添付ファイルは絶対に開かないでください!

<撃退ポイント>
! 国税庁や税務署が添付ファイルを送ることはない。
! 添付ファイルのあるメールは開かずにすぐ削除する。
! 国税庁や税務署が口座情報をメールで確認することはない。

消費生活センター詐欺

消費生活センターは、商品やサービスについての問い合わせや苦情を受け付けたり、消費者からの相談を受けたりする機関です。詐欺についての問い合わせや相談にも応じています。そんな消費生活センターの名を騙った詐欺が発生してしまいました。

被害に遭ったのは70代の男性です。

消費生活センターの職員を名乗る男から電話があり、「暴力団を捕まえたら、あなた名義の通帳があった。預金が危ないので引き出してください」と要求。被害者の男性は1200万円を引き出しました。その後、自宅を訪ねてきた警察を名乗る男に言われるがまま現金を手渡してしまいました。

「消費生活センター+警察」という組み合わせの詐欺は、これまでになかったパターンかもしれません。

<撃退ポイント>
! 不審な電話があったときは、警察や周りの人に相談する。
! 消費生活センターが預金を引き出すよう指示することはない。
! 誰であっても見知らぬ人に現金を渡さない。

国際ロマンス詐欺

すっかりお馴染み(?)になった国際ロマンス詐欺。先日、日本に住むナイジェリア国籍の男3人とカメルーン国籍の男1人が詐欺容疑で逮捕されたことは、ニュースでご存じの方も多いでしょう。4人の容疑者は、米軍人などを装ってSNSで知り合った女性たちから多額の現金を騙し取った疑いがもたれています。さらに後日、東京都在住のフィリピン国籍の男1人とナイジェリア国籍の男が逮捕されました。

彼らが逮捕される以前から、国際ロマンス詐欺の被害が相次いでいることがマスコミなどで取り上げられていました。

国際ロマンス詐欺の手口は、SNSで知り合った女性に恋愛感情を抱かせることで、大金を巻き上げます。共通するのは、壮大な嘘のストーリーです。

「ダイヤモンドを国際輸送するため、税関を通る金が必要」

「銃撃戦に巻き込まれて入院・手術代が必要」

「拘束され、解放のためにお金が必要」

ターゲットはは40代~60代の女性です。

「私が騙されるはずがない」と思っている女性が多いようですが、彼らが作るストーリーはさらに巧妙になっています。これまでのケースを見ると、最も多いのは米軍人のなりすましです。そのほか、パイロットや軍医、カメラマン、ジャーナリストなどを名乗ることがあります。また、妻と死別したなどと同情を買う境遇を作ることも多く、モデルの写真などをプロフィール画像に使います。

国際ロマンス詐欺の被害に遭わないためには、プロフィール写真を画像検索し、ほかに出回っていないかチェックするなどの対策が必要です。

<撃退ポイント>
! SNSで知らない外国人から友達申請されたら注意する。
! SNSで知り合った人とお金の貸し借りはしない。
! 相手のプロフィール画像を画像検索する。

桐の紋章入りハガキ詐欺

昨年夏のコラムでも取り上げたハガキ詐欺。「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というハガキが届き、記載してある相談窓口に電話するように書かれているというもの。電話してしまうと、不安を煽り、現金やプリペイドカードを請求される詐欺です。

そのときの記事はコチラ

【2018年夏】ラインやインスタで騙された!詐欺の最新情報

この詐欺の進化(?)バージョンともいう事例が、先日報告されました。

内容は、昨年夏とほとんど同じなのですが、ハガキに日本政府が使用する「桐の紋章」のような模様が印刷されているというもの。おそらく政府の公的機関であるように見せかける手口なのでしょう。

ハガキに模様が入っているのはいままでになかったパターンらしく、手口が年々巧妙化しているのがわかります。

<撃退ポイント>
! 身に覚えのない請求は無視する。
! 家族や友人にハガキを見せて相談する。
! 「188番 消費者ホットライン」に相談する。

覚えておきたい!「188番 消費者ホットライン」

いざというときのために、「消費者ホットライン188」を覚えておきましょう。

局番なしの「188」に電話をすると、相談内容に応じた窓口を案内してくれます。「188」は全国共通の電話番号です。「1(い)8(や)8(や)」の語呂合わせで覚えるのがおすすめです。怪しい電話やハガキが来たり、「もしかして詐欺?」と思う事態に遭ったら、ひとりで悩まず「188」に電話しましょう。

家族にひとり暮らしをしている高齢者がいたら、詐欺の被害に遭わないためにも「188番 消費者ホットライン」を教えてあげてくださいね!

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2019年2月15日
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