
もう一度ここで注意点などについてご紹介します。
まず、いちばん気をつけたいことが「公的な機関や団体は、電話やファックス、訪問をすることは通常あり得ない」ということです。
というのも、市職員を名乗って電話をかけたり、実在する団体をかたってファックスを送信することで、お金を振り込ませようとするケースが多いからです。
もし、相手が市職員などを 名乗ったときは、市役所に直接電話をして確認しましょう。
また、相手が実在する機関や団体を名乗ったときは、その機関や団体がテレビ・ラジオ・新聞などで 公表している口座番号や名義と同じか確認しましょう。
そして、その団体がほんとうに信用できるのか確かめることも大切です。
このような義援金詐欺のほか、マンションの管理会社をかたり「地震に耐えられる工事が必要」と言ったり、電気やガスの点検・修理の名目で現金を要求するケースがあるそうです。
すぐに現金を渡したり、振り込みをしたりせず、少しでも不審に思ったら、警察相談専用電話(全国共通の短縮ダイヤル #9110)や最寄りの警察署などへ連絡しましょう。
■【2018年夏】ラインやインスタで騙された!詐欺の最新情報
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