タクシーヤミ金が横行中!

昨年末、タクシーヤミ金をめぐる訴訟が全国で初めて起こされました。出資法の上限を大きく超える金利で貸し付けられたとして、元タクシー運転手の男性が金融業者に損害賠償を求める訴えを起こしたのです。
訴状によると、男性は融資を受け始めた当初、1回に7~8万円を借り、1週間ごとに1万円を返済していたそうです。これは年利に換算すると、なんと 320~370%にもなります。さらに、男性が年金を受けるようになると、年金受給口座の通帳やキャッシュカードを取り上げられたそうです。

「タクシーヤミ金」とは、このようにタクシー運転手を狙ったヤミ金のことを指し、特に大阪での被害が多く報告されています。5~6年前から被害が急増し、その背景にはタクシー業界の過当競争が激しくなったことがあるといわれています。
その手段は、駅や繁華街で客待ちするタクシー運転手に、連絡先を書いたビラを配って勧誘し、乗務員証や運転免許証を提示するだけで数万円貸し出します。
このタクシーヤミ金の特徴のひとつに、被害が表面化しずらいことがあります。それは、何人かの運転手の連帯保証で貸し出し、相互監視させるためです。また、運転手間の口コミによって被害が広がるケースも見られます。

出資法違反で逮捕されたあるタクシーヤミ金業者は「タクシー運転手は日銭が入るので回収しやすい」と供述したそうです。

グレーゾーン金利の廃止で「借りたくても借りられない人」はますます増えていきます。ヤミ金は、あらゆる手段を使って、人の弱みにつけ込んできます。「一度だけ」「今回だけ」という油断が、命取りになるのです。どんなに苦しくても「ヤミ金には絶対に手を出さない!」という強い気持ちを持つことが大切です。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2008年8月15日
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