提携弁護士に気をつけて!

弁護士というと「正義の味方」というイメージですが、残念ながら一部には「悪の味方」がいるのです。
「提携弁護士」と呼ばれる弁護士がいます。何と提携しているかというと、紹介屋や整理屋(第2回コラムを参照)といった悪徳業者です。
提携弁護士と悪徳業者のつながりは、以下のような仕組みになっています。

「多重債務の無料相談」「低利で債務を一本化します」といった宣伝文句のチラシで、多重債務に苦しむ人たちをターゲットにする紹介屋。多重債務者が、藁に もすがる想いで連絡すると「残念ながら融資はできない」と断り、そしていかにも親切そうに「いい弁護士を知っているので紹介しますよ」と続けます。ここま でが紹介屋の仕事です。つまり、さまざまな広告を利用して多重債務者を集め、提携弁護士に紹介して、斡旋料を得ているのです。

多重債務者が、紹介された弁護士事務所を訪れると、まず「事務長」「事務局長」といった肩書きの人が現れます。一瞬、弁護士かな?と思うかもしれません が、それは整理屋と呼ばれる悪徳業者です。親身なふりをして、丁寧に相談に乗ってくれるかもしれません。そして少しすると、今度はほんとうに「弁護士」の 肩書きを持った人が現れます。ほとんどの多重債務者は、ほっとするでしょう。ここは「弁護士事務所」だし、なにより「弁護士」が力になってくれると思い、 勧められるがまま契約してしまうでしょう。

しかし、この弁護士事務所は、悪徳業者に乗っ取られているのです!弁護士は何もしません。「弁護士」という肩書きを整理屋に貸しているだけです。実際に債 務を扱うのは整理屋で、面倒なことは一切せず、法外な報酬を取ります。そして、そのうちのいくらかを提携弁護士に支払うのです。もちろん、こういった行為 は弁護士法に違反しています。

「正義の味方」であるはずの弁護士ですが、こういった行為による逮捕者が出ているのも事実です。うまい話には罠があります。まずは、紹介屋によるチラシに惑わされないことが大切です。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2008年1月18日
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