詐欺を撃退!「集中架電作戦」

悪徳商法をはじめとする消費者トラブルが増えています。特に目立つのが、健康食品を勝手に送りつける「送りつけ商法」と、ネット通販での「商品が届かない」「偽ブランドだった」といったトラブル。また、2020年度の東京オリンピックを見据えた投資詐欺も増加しています。
新手の商法が次々と出てくるなか、いまも健在(?)なのが「還付金詐欺」。医療費や税金の還付金があると言って、現金をだまし取る詐欺です。
そんななか、いま、注目されているのが、兵庫県警の「集中架電作戦」です。この作戦の効果はてきめんで、昨年は107件発生した被害が、今年3月以降は1件のみ!
さて、いったいどんな作戦なのでしょう……。

還付金詐欺は、皆さんご存知のように、犯人が電話で「医療費の還付金があるので、ATMで手続きをしてください」などと指示し、現金を振り込ませる手口です。
兵庫県警は、住民から「不審な電話があった」と通報を受けると作戦スタート!まずは、捜査員が被害者のふりをして、犯人から振り込みの口座番号を聞きだします。そして、その口座を凍結させます。
途中で、警察だと気づかれたときは「兵庫県警や!」「出頭しろ!」と一喝。関西弁だと迫力がありそうですよね……。といっても、犯人が言われたとおり出頭するわけがありません。
もし、あなたが犯人だったらどうしますか? 普通は、電話を切りますよね。
さて、そこからがいよいよ作戦のクライマックス!電話を切られてからが勝負なのです。捜査員は、自動で電話をかけ続ける「自動発信システム」を使いながら、犯人の電話に集中的に電話をかけ続けます。当然、着信拒否されますが、その場合、ちがう電話回線を使ってかけ続けます。犯人の電話を使い物にならなくするのです。
犯人は仕方なく電話の電源を落としたり、回線を抜いたりします。こうして、犯行をあきらめさせるという作戦です。

効果てきめんのこの作戦、ほかの県警から問い合わせが相次いでいるそうです。ただ、この作戦は、住民からの通報があってはじめて可能になります。自分には関係ないとは思わず、日頃から詐欺への意識を持ちたいですね。
夏休みやお盆で実家に帰省する人も多いと思います。還付金詐欺の被害のほとんどが年配者です。実家の両親や、おじいちゃんおばあちゃんに、改めて注意を呼びかけてはいかがでしょう。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2014年8月14日
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