個人で貸して利息を取ったら違法?

闇金は増えている?減っている?その実態は……

先日、ダイヤモンド・オンラインに注目すべき記事がありました。闇金が再び増えている可能性があるというのです。

2010年6月に改正貸金業法が完全施行され、上限金利の引き下げ、グレーゾーン金利の撤廃とともに、年収の3分の1以上は借りられない総量規制が導入されました。

そして、払い過ぎた利息を返してもらう過払い金請求が活発になりました。これにより貸金業者の経営が成り立たなくなり、多くの業者が廃業になり、貸金業界は淘汰の時代を迎えたのです。

一連の流れで、多重債務者は減ったといわれていました。事実、5件以上の借り入れがある多重債務者は2015年3月末の段階で、ピーク時の8%に減ったという報道がありました。この数字だけ見ると、改正貸金業法の効果は絶大だといえるかもしれませんね。

個人で貸して利息を取ったら違法?

以前から、表面的な多重債務者は減った反面、総量規制により融資を受けられない人が水面下で闇金に流れているのではないかと危惧されていました。

闇金の様相もずいぶん変わっています。以前は闇金というと暴力と威圧の怖いイメージでしたが、最近は物腰がやわらかいソフト闇金が急増。

特に、廃業した貸金業者の元社員が、以前の顧客たちに貸し付けるパターンが目立つそうです。法定金利よりも高い金利で貸し付けているのに、正規の企業からは借りられない人にとってはありがたい存在であるため、被害が表沙汰になりにくいのが特徴です。また、以前からの顔なじみであるため、警戒されにくいようです。

ここでちょっと迷うのは、個人でやっている闇金が「知り合いに貸しているだけだ!」と主張したらどうなるのか、ということ。

個人でお金を貸して、利息をもらってもいいのでしょうか?

答えは、イエス。個人であっても家族や友人にお金を貸したとき、利息を取ることができます。その場合、個人間の貸し借りでも貸金業者と同じ上限金利が適用されます。10万未満は20%、10~100万円は年18%、100万円以上は15%で、これ以上は無効となります。

では、上限金利を守れば、いろんな人にお金を貸して利息を取っていいのかというと、それはまた話がちがってきます。

利益目的で不特定多数の人にお金を貸す行為は貸金に当てはまります。そのため、貸金業の登録をしなければなりません。登録しないと、個人とはいえ闇金になります。

年末は新手の闇金が活発化!?

最近、特に増えているのがスマートフォンを買わせる闇金。「白ロム詐欺」「携帯買取詐欺」とも呼ばれるように、顧客にスマートフォンを契約させて買い取る悪徳業者です。最悪なのは、スマートフォンを送らせておきながらお金を振り込まないケース。被害者はその後、高額な端末代を支払い続けることになります。

また、活動実態のない「共済組合」に加入することを条件に、違法な金利で貸し付ける悪徳商法も出現。
闇金はあの手この手で獲物を狙っているのです。

共通しているのは、多重債務者の経験がある人がターゲットになりやすいこと。闇金業界に名簿が出まわっている可能性があるため、接触されやすいのです。

特に、年末を迎えたこの時期は何かと物入りです。お金に困っている人が増え、闇金の動きも活発化します。

「どこも貸してくれない」という理由で、闇金に手を出してはいけません。

ほんとうにどこも貸してくれないのか、もう一度ちゃんと考えてみましょう。1、2社に断られただけで「どこからも借りられない」と思い込んでいませんか?

融資条件は企業によってちがいます。また、銀行ローンには総量規制がありません。

何かと慌ただしいこの時期は、つい焦ってしまいますよね。

年末だからこそ、ぜひ「くらべる君」を活用して、後悔しない融資を受けてくださいね。

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2015年12月10日
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