中国のヤミ金事情

「週刊SPA!」に、中国のヤミ金事情を取り上げた興味深い記事を見つけました。
記事によると、中国の法定金利は手数料を合わせるため、実質年利48%になるそうです。現在の日本と比べると高いイメージですが、都市部の経済成長などを基準にすると妥当な水準とのこと。

ただ、問題なのは農村部。正規の貸金業者から借りられない貧困層は、ヤミ金に手を出す以外に方法はなく、法外な金利や暴力的な取り立てが社会問題になっています。ある畜産家は、年利156%で借りたものの利息が払えず結局すべての牛を取られたといいます。また11歳の男子は、同級生から3日で10割という金利でお金を借り、返せずに飛び降り自殺をしたそうです。その背景には、子供さえターゲットにした悪徳組織があるといわれています。

ここで思い出すのは、バングラディシュの「グラミン銀行」(第35回コラム参照)。農村地区の貧困層を対象に無担保融資を行うことで、住民の自立に貢献。中国にも、グラミン銀行のような運動が広がればいいのですが…。

日本にもかつて年利が100%を超えていた時代がありました。激しい取り立てによる自殺者が相次ぎ、社会問題にもなりました。そして、今でもヤミ金は存在しています。中国のヤミ金事情は、決して他人事ではありません。

 

※本コラムは筆者の独断に基づき執筆されたものです。内容を保証したり、これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。

公開日:2010年10月8日
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